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エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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ひと時の休憩

一都八県の大会も終わり、やっと一息付いています(へろへろ~)

4月から本格的に準備に入り、5月に地区予選、8月に県大会・・その間4月市の適正頭数化事業(有害駆除含)・6月県の一斉捕獲・7月15日~9月14日適正頭数化事業(有害駆除含)・・・やっと一息つけました。

そんな折、付き合いのある銃砲点に日本装弾から何かが届きました・・??

店主「あんたに来たんだよ。」  ・・???

明けてみるとウインチェスターのジャケットが!!
ひと時の休憩_e0056797_922324.jpg

好きなウインチェスターのロゴ入りです。

そこでピンと来ました。そういえば「約束通りレッドバードで勝ったから弾の補助とかしてもらえないでしょうか?」と以前言ったのでした。実はライフルと違ってスラッグは免許持って直ぐに撃てる精密射撃で、狩猟人口も鳥撃ちと大物撃ちの割合が入れ替わり、もはやクレーよりも実猟では重要な射撃になってきたのです。

若い、これからの世代もスラッグ射撃に興味を持つ人も増えています。

後輩も、昨年一人、今年も一名追加で地区予選を突破して県大会に出場してきました。

来年の大会に向けて若い世代がまだまだ居ます。

しかし、一発5~60円で作れる6mmPPCと違ってスラッグは一発200円以上です。
月に1~2万円の弾代が一気に6万程に跳ね上がったのでは自分も撃ち切れません。
これではヤル気は有っても若い世代が伸びないと思ったのです。
若い世代が伸びて裾が拡がらなければ業界が衰退します。

そんな後輩たちの為にも少しでも補助できる道筋や、目標を作ってあげたかったのです。

そこで、メーカーと付き合いが深い店主に直談判したのですが、その時は無理だと言っていました・・・どうやら後日店主がメーカーに一言言ってくれたらしい・・感謝。

担当が倫理書を上司に上げて通ったらしいのです。

装弾の補助は有りませんが、自分にとって初めてのメーカーからの贈答品です。
とても嬉しかったです。店主にも感謝です。

さっそくメーカーにお礼の電話を入れました。

すると、「優勝おめでとうございます、内の装弾を使ってくれて有難うございます。」と言われ恐縮してしまいました。そこで挨拶がてら貴重な情報交換をさせてもらいました。

その内容は・・・

 レッドバードの他社との優位性と弱点(バレルコンディションによる着弾店の違い)です。
 メーカーも以前と違い3丁のMSS-20を撃ち比べてデーター取りをしていました。
 グリスの有無や銃身温度のテストも伺う事ができました。

 そこで、レッドバードは何発撃ってもバカ飛びする装弾が出ない理由がわかりました。特許のワッズシステムだけでなく、製品チェックを別々の場所で二回もしているとの事でした。1~2点で順位が入れ違う均衡した時に安心して撃てる装弾を使うメリットは精神的に測り知れないアドバンテージがあります。

 自分も素人ながらメーカーさんにロンネルと口巻きで気が付いた事を指摘させて頂きました。以前なら聞き流された内容ですが、試作の時は完璧だったとの事で技術部と製造部に早速報告すると言ってくれました。

 今でも十分当たるレットバードが更に当たるようになるでしょう!今後が楽しみです。


自分は、技術を教えて頂いた先輩方だけでなく、装弾一つとっても開発・製造・広報・営業等多くの人に支えられて居るのが分かりました。

自分も少なからず業界に貢献できるように頑張ります。
by hidehoken | 2009-09-21 09:02