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エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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日本鹿のクリーンキルを目指して  その3

いよいよ実戦です。

ファーストラウンドは突然やってきました。

朝早く目的の山に向かう途中の事です、足を拾いながら無線でやり取りして居ると獲物の気配が・・・どこだ・・「居た!」すでに走っています。すばやく銃を付かんで装填・・・スコープは3倍、AOは50mで設定して有りました・・・止まるか!?

40mほど走ると、暗い木と木の間で止まったような・・見にくい・・
それをリューポルドのスコープで3倍にして覗くと・・・「居た!!」
しかし、頭部も胸も隠していて見えるのはお尻と背中の一部だけです・・
瞬間的に背ロースのダメージを考えて背骨の腰部分に照準・・・

ど~ん!

手ごたえあり!
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口径の大きなスコープは明るく暗い植林の中でも見やすく、この距離では3倍の倍率はベストで非常に狙いやすかったです。しかも解体してみると正確に脊髄のど真ん中を抜いていて、背ロースも一部内出血しているだけで殆どがダメージ無しでした。

ラウンド2は以前オス鹿の群れを見たところを捜索・・・居ない・・・どんどん山奥に入ると正面の小高い山に不自然な影・・・3倍のスコープで覗くと鹿か!一気に9倍まで倍率を上げるとこちらを向いて立ち上がったのを確認・・・よく見えます!今にも走りそうです、瞬間的に心臓を正照準で狙って撃ちました。

ど~ん!

あれ!?走っていきます・・・なせ??

近くに倒れていないか確認に行きました・・・・遠い・・こんなに距離があるとは・・・現場に行くと獲物は倒れていません・・・歩きながら自分の過ちに気づきました。
距離約200m弱、撃ち上げなので正照準と瞬間的に判断して撃ったのですが、歩いてみると軽く300m以上有るのです・・・なぜ距離をこんなにも読み間違えたのか・・・それは何年間も使い続けた1・5~5倍のスコープの癖が出たのです・・いつもの5倍で見える感覚・・・それで撃っているのです。経験と慣れで5倍にしたスコープで覗いた見え方で遠いと感じたら修正して撃っていたのですが、瞬間的に9倍で狙っている事が頭から飛んでいました・・・いつもの感覚と癖で撃っていたのです(泣)

やっぱり、このスコープに慣れないとダメですね!

よく見えるから当たるとは限らないのです、自分達の猟場では鹿が止まっている事は殆ど無く、止まっても数秒なのでゆっくりと距離を測る時間は有りません、ですから瞬間的な判断で撃ってきました。それが仇になりました(泣)

くやし~
この銃と弾なら余裕で当てられた距離なので尚更 くやし~!
以上、第二ラウンドでした。

第三ラウンドは犬掛けしていた時です。
師匠も犬掛けしながら下の「ススキに獲物が入ったぞ~」との無線を聞き、愛犬サハラをつれて行きました。すぐにサハラが走り出してススキの中に突っ込みます・・・するとススキの隙間から獲物がチラッと見えました。下った・・・自分はサハラとは別に右回りで走ります・・・間に合うか!?

見通しの良い植林で木化けして待ちます・・・周りには鹿の足跡は無いのですがここで良いのです。主要な所には仲間が張っています。自分は鹿が走りやすい所にくると思ったのです。なぜなら足の速い犬が二頭入っているからです・・いつもうつに関係なくすっ飛んでくるからです。

しばらく待つと カサッ 「ビンゴ!来た!!」

スコープは3倍・・・何時もの1.5倍で撃ちたいです・・・
すっ飛んできました・・・獲物が異常にでかく見えます(笑)

相手は気づかずにこちらに向かって来たのですが、一瞬動きが鈍って木に隠れようとします・・チャンス!瞬間的に狙いを頭部に変えて・・・

ど~ん!

舜殺でした! パチパチ。
犬に追われたストレスはあるものの、苦しめずに仕留められました(祝)
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少しずつこのスコープとヘッドショットに慣れてきました。
トータル的に考えると、2~7倍位のスコープを使えば、今までとの差が少なくてミスが少なくなりそうです。とりあえず、この3~9倍のスコープも使いこなし、日常的にヘッドショット出来るようにしばらく修行ですね!

頑張りま~す!
by hidehoken | 2009-04-22 08:17 | 生物多様性と自然保護活動 | Comments(0)