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エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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新たなる挑戦 結果

久しぶりの投稿です。

実は環境省から鳥獣保護管理のあり方の検討会への出席依頼があり、調整と資料作りに没頭していました。悩みに悩んで配布資料を作りました、相談に乗って頂いた先生方に感謝いたします。お陰様でギリギリ締切に間に合いました。


そうこうしている間に連盟の師範より連絡があり、出稽古を兼ねて伺いました。
極真の大手団体で三段以上の内容の公認審査会・・・結果は・・・

条件付きで合格!

となりました。


「えっ!?」正直びっくり、極真の後輩が既に三段四段を絞めていて、自分自身四段の内容を稽古していた中での三段程度の昇段審査・・・かなり自分を追い込む稽古はしましたが、正直に言うと余裕で受かるつもりでいました。

しかし結果は一応?の合格とのこと、公認二段には条件が付きました。

条件とは、「今後も時々出稽古に来る事」そこに道場性も経験させることでした。
出稽古では、高度な型は勿論、基本、移動も非常に高度な技量を求められます。
これをキッチリ覚えて教えられるようになれと言うことです。
師範の目から見ると自分のレベルではまだまだなのでしょう。

環境省の資料も一段落したのでまずは単身で出稽古に出発!
師範より、多くの道場生の前で免状を受け取りました。

二段の帯を締めての出稽古は、教えてもらう意識より他の道場生の模範の意識が高くなり、出来て当たり前、教えられて一人前と感じました。とくに顔面の掌底の受け攻撃から、掴んでのスナッピーな肘打ちの稽古等はしっかり継承し、伝承していく必要性を感じました。個人的には懐かしくもあり、このスタイルの方が動きやすいと感じました。しかし、他の生徒の模範・指導となると難しい物があります。自分の技量がまだまだなのを実感します。

生涯修行、この姿勢を忘れずに稽古せよ!と言われたような気がしました。
新たなる挑戦 結果_e0056797_10421037.jpg

連盟公認の帯・・・中々の重さです。

射撃同様、教えて頂いた技術や考え方を継承し、伝承していきたいと思います。

押忍!
# by hidehoken | 2013-06-07 12:42 | 武道空手

新たなる挑戦の為に(改)

早いもので極真空手に正式入門して31年・・・
黒帯(初段)を取って14年・・・月日が経つのは早いものです。

弱っちかった自分が、いっちょまえに腹を据えて行動できるようになったのは精神力を鍛えられて来たからだと思います。

極真精神7か条にある、「我々は心身を練磨し確固不抜の心技を極める事」にある何物にも恐れぬ心と体に鍛えることを目指し、厳しい稽古で自分を追い込み這い上がる努力を毎回重ねていました。

ここ数年は先生と呼ばれ、生徒の目が有る中の稽古は一瞬でも楽をするとすぐさま鏡のように生徒に影響が出るため気が抜けません。

しかし、自分の体を追い込む稽古は出来ませんでした。
自分のペースで稽古したら子供たちを潰してしまうからです。

しかし今回は違います、体を追い込みました。
今回悩みに悩んだ末加盟した連盟は、私の知っている極真分派や系列の中でも昇級・昇段のハードルが高い基準です。受験するのは2段ですが、他の極真分派では3段から4段の設定基準が多いいです。これなら何処に行っても恥ずかしくありません、だからこそ受ける価値を感じたのです。

しかしその分、半端な努力では受かりません。

今年に入ってから既に必修の型だけで千回以上行い、万全の態勢で師範の居る道場へ出稽古に行くも、多くのダメだしを貰いました(泣)
順番や形が出来ても、引っ掛け、掴み、抑えなど細かな動作の意味を理解し応用を教えられるレベルを求められました。形式だけの型では受かりません。型をベースに昔の極真の技術を伝えるのです。懐かしいです・・・実践を想定しての顔面・金的・掴みは生徒たちに教えたかったことです。大変良い勉強になりました。自分のものにするために更に数百回・・昇段審査まで通算千数百回行い体はガタガタ、疲労も激しい状況で受験しました。


私が何時までも二段を受けてこなかったのは理由があります。
極真が分裂してから簡単に段位を取らせる分派が多くなり、
昔の基準では到底納得できない段位所持者が横行したからです。

何処に行っても昔の極真の人間と紹介される中で同じに見られたくない・・・そんな思いがありました。今回の連盟加盟には正直悩みました・・・素晴らしい連盟ですが極真の名が無いのです。名を取るか?身を取るか?
正直「極真」の名前には特別な思い入れがあります。
自分たちが顔面有りの他流試合を決死の覚悟で戦ってきた時代があります。
しかし、現在はスポーツ化し競技に特化し顔面無しのルールを悪用した選手が多すぎです。無論、その中でもキッチリとした稽古を続ける極真道場も多々あります。

しかし、芦原支部長が独立し芦原会館を作った当時、その上位段者が「俺たちが極真の技術を継承する」と言っていた意味が最近良く解るのです。その分派の円心会館に体験入門させて頂いた時は衝撃的でした。なんて動きやすいんだ・・・昔のまんま・・そんな印象でした。


空手道は字の通り「道」です。
礼に始まり礼に終わり、基本や型もきっちり出来なくては話になりません。
顔面無しのルールだけを追い求めていては「道」にはなりません。
更に、顔面、金的、掴み(崩し・サバキ)は極真の特化した技術です。
これを失伝することなく継承し伝承する事が使命と考えています。

悩みに悩み、名より身を取ることにしました。
連盟の師範と何度も直接はなしをさせて頂き、物事の考え方、そして継承していく技術と教え方に共感し、人柄にも引かれ連盟に加盟する事となったのです。現在門派を越えて連盟に加盟する団体も多く、大会では昔名声の高かった師範が立ち上げた多くの分派と交流が始まっています。大山館長が亡くなって分裂した多くの分派が集まりだしているこの連盟なら・・・との思いで胸の極真の刺繍を外しました。
何とも言えない寂しさと、希望が入り混じった複雑な思いでした。
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既に審査結果は聞いてますが、それは次回に書く事にします。

最後に、審査に立ち会っていただいた代議士の先生をはじめ師範や多くの先生方、生徒、父兄の皆様に御礼申し上げます。

押忍!
# by hidehoken | 2013-06-03 21:50

新たなる挑戦 その2

実はもう一つ、今年は目標を立てています。


それは、今年空手で二段を習得する事です。
それも極真空手系列の直接打撃性の空手でです。

流石に40代では厳しい内容ですが・・・
子供たちの為にも頑張らなければいけなくなりました。
実に初段を取ってから十数年の歳月が流れています・・・体が持つだろうか?


実は数年前から少人数制の武道教室を始めていました。

事の発端は息子が登校拒否っぽくなった時に、いじめではないかとピンときて自信を持たせるために空手を教えたのが切っ掛けです。
結果、しっかりと学校に行くようになり、授業にも身が入り勉強も急に出来るようになりました。あまりの変わり様に知り合いの父兄から私から空手を教えて欲しいと何度も頼まれたのが始まりです。

初めは自分が在籍していた極真空手を進めていたのですが、母子家庭ではとても払えないと言われました。
私が在籍していたところは大山倍達館長直系の極真空手です。他の極真を名乗る団体よりかなり安いのですが、月謝・合宿・審査が重なると止めて良く母子家庭を何人も目にしているのは事実です。そこで、忙しいので週一回が限界ですが、武道教育を目的とした教室を始めたのです。


因みに昔は顔面・金的・掴みOKで、倒れても素早く立つかガードしないと容赦なく蹴りが飛んできました。当時は試合など殆どなく、もっぱら他流試合がメインでした。自分レベルでも極真と名乗っただけで多くの流派から因縁を付けられ試合を申し込まれましたし、道場破りもちょくちょくくる恐ろしい所でした。

しかし、どうしても自分は極真空手を習いたかったのです。

きっかけは虐めです。

実は小学校から虐めを受け悩んでいましたが、中学では身の危険を感じるレベルに発展していました。原因は虐めをしているところを目撃し、いじめっ子に止めるように意見したのが発端です。多くの生徒のように見て見ぬふりができなかったのです。これで生意気だと言うことになり、苛められっ子に交じって暴行を受けるようになりました。

でも、自分の行いに間違いはないと思い、事あるごとに仲裁に入り一緒にボコボコにされていました。

自分の力の無さに泣きました。

そんな時、一冊の本に出会ったのです・・・
実践空手だったかケンカ空手だったか忘れましたがそこに書いてあった一言に衝撃を受けたのです「正義無き力は暴力なり、されど、力無き正義は無力なり」・・・まさに自分の事でした。

私はその後著者の大山倍達氏の本を読み漁りました・・・特に世界ケンカ旅行は何度も読み返しました。当初は仕返しとか身を守る事を考えての空手だったのですが、いつの間にか強さにひかれ強くなってみたいと思うようになったのです。

中学の3年間、極真の門をくぐるのを夢に鍛えに鍛えました、気が付くと運動音痴だった私が体力テストで全校生徒でベスト3に3部門入っていました。今でも覚えています、確か懸垂が30回、垂直跳びが65センチ、背筋は120キロです。我流ながら瓦も8枚割れるほどになっていて、気が付くと虐めはほとんどなくなっていました。

高校に入り15歳で正式に極真会館の門をくぐりました。ほとんどの先輩が20代で自分のような10代は珍しく、それでも劇画の空手バカ一代にあこがれて入門するものが多かったですが、結局高校3年間やり通したのは自分と、他校のボクシング部の2名だけだったと聞いています。また30代になると多くの方が付いていけなくなり退会していました。毎日ボロボロ・・・でも苛められていた時と違って清々しさがありました。

ほんとのめり込みました。彼女から「私と空手どっちが大切なの?」と聞かれ「空手!」と即答しフラれる大バカ者でした。

今、私が教えてきた子供達は正にこの時期に入ってきました。当初はピンポンパン体操に毛が生えた程度だったのだすが、昨年九月に交流試合に出させて頂きボロ負け、それが切っ掛けで変わりました。今年の交流試合では八名出場し、優勝一名、準優勝一名の成績を残せました。これは三年前公民館の和室をお借りしていた当時の写真です。懐かしいです。
新たなる挑戦 その2_e0056797_13124530.jpg
この子達も今では中学生です。

彼らには更に先に進める道を作ってあげなければいけません。指導者として彼らの成長を促すために、またいつの日か連盟公認の初段を受けるまで育て、その審査員に自分も加わりたいと思いました。その為には三段以上の高段位の免除が必要なのです。おじさんの頑張っている姿を子供たちに見せるのも良い事です。



そんな訳で初段を習得し一四年・・・久しぶりの審査会です。
まずは二段これがもう一つの目標です。

                   押忍
# by hidehoken | 2013-05-09 12:55 | 武道空手

新たなる挑戦

前回のランニングターゲットの公式記録会で三段不合格と入賞無しという近年まれに見る無様な負けっぷりに、ふつふつと闘志を燃やしております。

そこで、今年度の目標は三段を習得する事にしました!!

昨年、ハンティングライフル、しかも実猟セッティングで二段の習得の目標をクリアしましたが、今年はハンティングライフルで300点越えを目指します。

しかし、僅か10点程の差ですがこの300点には壁を感じます。

昨年度は練習会ではこの壁をクリアするも本番の公式戦のプレッシャーの中ではかなりの難易度です。流石にこの域になるとハンティングライフルの限界を感じるのも事実です。


とくに引き金!
サコーの引き金はハンティングライフルとしてはかなり出来が良いのですが、引きを軽くしたときの安定度、キレ・引き味が、この300点台のバトルでは足を引きます。

静的ならシッティングで97点~99点とまずまずの点数を出せますが、移動的ですと更なるキレを必要とします。この辺りはクレー射撃と共通する処かもしれません。クレーをやっている国体選手がペラッチの引き金が良いとか、やっぱ松葉バネは切れが良いとか言っているのを聞いた事があると思います。丈夫で長持ちのコイルスプリングは安心感があり試合でも安心して撃てますが、スプリングが折れるリスクを抱えても飛翔的を撃つ選手は松葉バネに拘る人が多いいのも事実です。

銃砲店に在籍中も松葉にしたらスコアが上がったという人が結構いました。オリンピックを見るとペラッチが多いですね!もちろん引き金以外のノウハウも多々あるのですが引き金は大きな要素の一つに間違いはありません。

スローランで150点台(一都八県で上位入賞した時と同等レベル)の点数までは全く問題を感じませんでしたが、170点台に乗のせるセッティングは正直シビアです。更にファーストラン・・・此方も110点台はこの引き金でも楽勝ですが、140を超えをコンスタントに出すには正直厳しいです。僅かな引きの重さの違いが引き遅れを生じます。

出来の良いサコーのボルトアクションであっても引きを軽くするとハンティングライフルの引き金は僅かに重さにバラツキが生じます、これがこのクラスの点数ではかなり足を引っ張られてしまうのです。

残念ながら、この辺りは競技銃に足元にも及ばないのです。

しか~し

自分はハンターです。既に師匠の後を追ってセミプロで活動しています。国内に16名しかいない捕獲コーディネーターの一人としても捕獲技術アップが大会優勝より優先したいと思っています。捕獲コーディネーターに技量が伴わない人が応募しているのも聞いていますので、その中でもオンリーワンを目指しています。

後輩たちの為にも実猟銃で結果を残すことに意義が有ると思うのです。

ですから・・

目標はハンティングライフルで三段!

としました。

何度失敗しても必ずクリアしたいと思います。

女子高生の声援があればな~(笑)
# by hidehoken | 2013-05-07 15:42 | 実銃、射撃練習、射撃大会

どんな状況でも  その2

・・・つづき

そんでもって射撃開始、自分の番が来るまではプーラーの手伝いをして待ちました。
お蔭で全く仮眠が出来ませんでした・・寝不足と軽い風邪で集中力を高められずに本番です。

まずはスローラン(50m先の10mの間を5秒で通り過ぎる的を撃つ)からです。
一般的な移動的と違い、的(獲物)が見えるまで構えてはいけません。的が出現してからポジションを取るのでよっぽどしっかりとした基本姿勢が出来ていないと撃ち遅れてしまいます。

結果は練習ではあれだけ当たったスローランは見るも無残・・・
どんな状況でも  その2_e0056797_1851251.jpg

(逆さの上ピンボケですいません。)

20発で170点台は無理でも160点台は欲しい所ですが・・・
結果は157点と優勝争うにはあまりにも平凡な点数に終わりました。

しかし猟友会最大の祭典である一都八県で個人優勝した時や、他の優勝者の移動的の平均点と同等なので、決して悪い点数ではないのですが・・・・。ただ、現在のランニングターゲットのセンターファイア部門は年々レベルアップしていて射撃専用銃のスモールボアにだいぶ追いついてきている状況です。正直この点数では優勝争いはかなり苦戦します。また、段級審査もかなり苦しい展開となりました、3段を受かるためには次に行うファーストラン(50m先の10mの間を2.5秒で走り抜ける)で143点以上が必要だからです。

ちょっと調子を崩すと110点台まで落ちるファーストランです。
食事時間を少し頂き気持ちを入れ替えます。

栄養ドリンクのプレゼントを頂き気合を入れます。
よし、眠くない・・・まずはプーラーの手伝い・・・
 
  ・・・  ううっ また眠気が。。。

そんな状態でファーストラン
「くそ~ 思ったところで引けない・・・」
着弾点を見てスタンス調整、更にスコープ調整・・・
厳しい体調でも最後まで諦めずにもがきながら撃ちました(泣)

ダメか・・結果は!?
どんな状況でも  その2_e0056797_19105645.jpg
121点

合計278点

よって、三段不合格!

残念ながら初段合格ラインには乗ったものの、前回受かった二段にも及びませんでした。

う~ん 残念。

でもこれが今回のコンディションでの精一杯の実力です。

一昨年の日本選手権は270点台の競い合いでしたからそのレベルは維持したことになります。

しかし、昨年度は290点台でのバトルでした。

因みに今回の優勝者は300点越え・・・
つまり、今年は300点を超えなければ勝負にならないのが良く解りました。

3段に落ちただけでなく、一昨年の日本選手権クラスの点数で何と4位・・・(汗)
何年かぶりに、3位以内を逃がしたようです。

初心忘るべからず・・・ランターを舐めてた訳ではありませんが、生半可なテクニックでは通用しない世界なのを改めて感じました。一都八県も難しかったですが、ISSFで最も新しいライフル射撃競技は更に難しいと感じました。

今までの取り組みでは三段も、全日本での優勝も無いでしょう。

ただし、新しい競技だけに研究されつくされていない部分が大きく、努力次第ではもう少し実猟用のハンティングライフルで勝負できそうです。

次回は十分に体調を整えその日に集中力とテクニックが最高点になるようアスリートとしての心構えで取り組みたいと思います。

女子高生の皆さん、今一度応援お願い致します。
# by hidehoken | 2013-04-27 20:29 | 実銃、射撃練習、射撃大会