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エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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祝、27年!

あけまして
おめでとうございます

本年も
宜しくお願い致します



ずっと休み無しで活動してきた26年、色々な事がありました。

応援して頂いた、多くの団体や学識経験者の皆さん、並びに女子高生の皆さんに改めてお礼申し上げます。


たいちょ~
# by hidehoken | 2015-01-04 13:18 | 実銃、射撃練習、射撃大会

26年度のスラッグ射撃 番外編(改)

一都八県を終えて一息ついていると射場から大会のお誘いが・・・

何時もは大会荒らしにならないように辞退しているのですが、今大会は以前出場するも入賞できず!辛うじて動的賞のみしか取れなかったレベルの高い大会でした。装弾メーカー主催の大会で商品が良い事もあって、近県から実力者が集まるのでプチ一都八県化していました。何時かリベンジしたいと思っていたのですが中々仕事とかみ合わず昨年も出場できませんでした。

今回は偶然のキャンセルから出場可能に・・・

よし、今年最後のスラッグ射撃だ!と気合を入れたのでした。

しかし、一つ問題が・・・主催はアポロスラッグを製造しているメーカーです。
装弾はアポロ指定です・・・最近はレッドバードばかりでアポロの状態が解りませんので、取りあえず弾探です。ターゲットとフィールドを10発づつ買って撃ち比べしました。

グルーピングはフィールドの方が若干タイトで良かったです。
しかし、反動は明らかにキツイ!

タイトなグルーピングだけなら狩猟用のフィールド
後半まで安定した射撃なら反動の軽いターゲット

どちらにするか悩みました。

余ったフィールドの1発を動的に撃ち込んでみました。
若干前を撃ちぎみです、ターゲットの方が遅いのなら紙の淵狙いで行けるしれません。あくまでも可能性ですが・・・

結果、高得点よりも安定性と動的重視しターゲットに決定しました。
これで、ライバルと同一の装弾で全くのイコールコンディションでの戦いになったのです。





そんでもって大会です。


先ずはスタンディング(立射)から

手前の射手は県内の若手No1ではないでしょうか?
26年度のスラッグ射撃 番外編(改)_e0056797_11294261.jpg

なかなか良い姿勢です。

立射はマズマズの89点、しかし頭は獲れず暫定二位に・・・さすがです、
上位5名が数点差と言う僅差でのスタートになりました。

続いてシッティング又はニーリング(中間姿勢)
苦手な射撃ですが、一都八県対策で今年度練習した種目です。

みんな流石、姿勢が決まっています。
26年度のスラッグ射撃 番外編(改)_e0056797_11351085.jpg


因みに此方は紅一点の岩元山射撃場の社長の奥さん上手くなりましたね~
26年度のスラッグ射撃 番外編(改)_e0056797_11381336.jpg

後で悪魔のささやきが・・・・(笑)

此処では練習の成果が出て95点、辛うじて頭をとるもまだまだ混戦状態・・・
ほんとプチ一都八県と言える緊張の連続でした。

勝負は移動的です。

僅かなミスが命取りです。

最近はレッドバードばかりでアポロのリードが解りません。

紙も横に貼るという・・・こんな張り方初めてです・・・どこを狙おう?

すると奥さんが「紙の淵を狙うと丁度黒点に入るヨ」と他の選手と話していました。ラッキー私は「やっぱりそうか、アポロは淵を狙えば良いのか・・」と思い込んで1発

あれっ 白い所に穴が・・・ ミスったか?
もう一発・・・ また黒点を外します???

「えー ダメよ、 ダメダメ~」

二度も外すと焦ります、ヤバイ!
慎重に・・・よし、キッチリ撃てた、と思ったらまた前です。

そこでやっとリードが違う事に気づきました。

悪魔のささやきを聞き、自分で試すことなく楽してリードを探ろうとしたバツでしょうか?「ダ~ やっちまった。」同じ銃、同じ装弾でも撃ち方や引き金の重さでもリード量が違うのです。

残り7発をなんとか黒点に入れて集計、結果は?

79点・・・ビミョ~ 目標は85点でしたので、最初のミスが痛いです。

結果は?

合計263点 優勝でした。

ひゃー やばかった、ちゃんとデーターを揃えないとダメですね!

今回は辛うじて勝てましたが僅かな差です。

運が良かっただけです、2位との差も数点でした。

そんでもって商品で~す。

26年度のスラッグ射撃 番外編(改)_e0056797_12272071.jpg


スラッグ200発分の購入券

実に4万3200円分の引換券、ありがたや- ありがたやー

メーカーさんから「ちゃんと内の装弾を買わなきゃだめですよ・」っと見透かしたように言われてしまいました。

ははは・・・こりゃまいった。

でも、今回のロッドはとても安定していて昨年のようになエラー弾が殆どでなく安心して撃てました。数年前の飛び抜けて当たるロッドには敵いませんが、今回のロッドなら勝負できると思い全弾アポロターゲットと引き換えました。

来年は、このアポロターゲットで勝負します。
# by hidehoken | 2014-09-29 12:18 | 実銃、射撃練習、射撃大会

26年度のスラッグ射撃 その3

つづき

県大会での教訓を噛み締めて最終目標の
「一都八県親睦RS射撃大会」に向けて気持ちを入れてる最中に体に異変が・・・

右腕が痛い・・・疼く・・・まさか右腕まで40肩か?
疼きが痛みに・・・痛みが激痛になり医者に行きました。

「帯状疱疹です。」(先生)
「ヘッ?」「なんですと?」(たいちょ~)
「だから帯状疱疹です!」(先生)

親が帯状疱疹になった時、医者に痛い腕を切り落としてくれと頼んだのを思い出します。どうりで夜も寝られないわけです(泣)

「ストレスのたまる仕事とか心当たりありませんか?」(先生)
「ありすぎて 原因が解りません」 (たいちょ~)
「もしかして○○省のこんな仕事?・・あんな仕事・・・それとも・・これか・・・」(たいちょ~)
「帯状疱疹に間違いありません」(先生)

気持ちを強く持って、寝ずに仕事をこなしてきましたが、ついに体が悲鳴を上げたようです。でも、原因が究明できたのは有りがたいです。治療にかかる日数等を逆算し試合の準備を始めました。

まずやる事は寝る事

そこから自分の一都八県が始まりました。

寝ながら、CASさんとの約束を思い出しました。当時250点が目標だったのをブログに書くと260点にしようと提案されて了解したのです。
あくまでも目標ですが・・。

260点か・・・こりゃ得意種目を伸ばすだけでは無理だな。
260点を目指すのなら自分の苦手な中間姿勢を鍛えるしかない!
ビールで膨れたお腹をさすりながら誓ったのでした。

そんなことを寝ながら考えていました。

そんでもって大会でーす。

引金検査も終わり出番を待つMSS-20
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今回は銃の増し締めも・スコープのチェックも大丈夫です。
体調は万全ではありませんが、かなり回復しています。

よし、勝負です!

まずは試射3発込の13発の中間姿勢からです。
前回の県大会ではこの一種目目で大差を付けられて追い込まれましたからできればこの時点で上位に食い込みたい所です。

練習の成果は表れました。95点、暫定一位です!

続いてスタンディング・・90点 暫定一位変わらず!

「今日は行ける!」
「これなら約束の260点にのるかも・・・」

最終の移動的・・・・目標は80点台・・・勝負です。
結果は高得点を狙い過ぎてかえって点数をおとしてしまいました。
70点には乗ったと思う、でも約束の260点に乗せるには最低75点必要です。

結果がこれほど待ち遠しかった事はありません。
みな最終結果を待っています。
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他府県も同様にまだかまだかと待ちました。
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結果発表!
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移動的75点、合計260点で個人優勝!
団体でもスラッグ部門優勝・ライフル部門は3位
総合で静岡県は準優勝となりました。

役員の方々を初めスタッフの皆さんお疲れ様でした。
全体的には良い大会だったと思います。

大会が終わり「やった!」これで若手の目標を作れた・・・
そして「やっと終わった!」とホッとしました。

来年度、出来る事なら各地の後輩たちが優勝争いを行い、この260点を超えるのを楽しみにしています、頑張ってください。

おわり
# by hidehoken | 2014-09-17 15:17 | 実銃、射撃練習、射撃大会

26年度のスラッグ射撃 その2

つづき

つづいて次の目標は県大会の連続優勝です。

一昨年はスコープの初期の壊れに気付けず3位に転落し、ギリギリで代表選手になった悔しさから、昨年は万全の態勢で勝負し優勝しました。あの時は体重も絞り腹筋を強化してアスリートとして自分を追い込むことに成功しました。

今年は、連続優勝という新たなプレッシャーと戦いながらの新たなスタートです。

しかしながら体調は最悪・・・40肩になってしまいました。
左肩が上がりません・・・腕に力も入りません。
スポーツ整形に通いながらの戦いとなってしまいました。
お医者さんに依頼したのは短期間で試合に出れる体にする事。
その為のリハビリは、常識はずれの痛みが伴うキツイ内容ですが、歯を食いしばって耐えました。

そんでもって静岡県猟友会RS射撃大会が開催されました。

皆ニコニコしていますが会場は緊張感あり、独特の空気です。

この雰囲気に呑まれたら終わりです。

先ずは試射3発を含む13発の中間姿勢からです。
自分はシッティングで臨みます。
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出陣前のMSS-20に気合を入れて勝負開始です。

結果は暫定3位・・・しかも同点がもう一人います・・・まずい!
しかも、一位との差はかなりの開きです。
次はスタンディング(立射)です。
巻き返さなければ・・・と、焦る気持ちを抑えて撃ちました。

今度は暫定2位にアップしましたが、一位との差は結構あります。
次の移動的で巻き返せるか?

最終種目の移動的・・・
久々のプレッシャーからか黒点外に何発も飛ばしてしまいます。
良い感じに撃てたのに白い所にも行きました・・・ここにきてエラー弾か・・
巻き返すために高得点を狙うと尚更タイミングが合いません。

クッ此処までか?

結果を待つ間銃をチェック・・・あり・・・トリッカーガードがガタカタです・・・ねじが緩んでる!
あまりの忙しさにチェックの甘さがでました、やらなければと思いながらもその前のチェックで増し締めした為、前日チャックを怠ったのが悔やまれます。

シマッタ!完全に自分のミスです。
動的撃ちの自分としては納得いかないものでした。

悔やんでも仕方ありません、相手も人間、プレッシャーの中での射撃です、何が有るか解りません。

結果発表!
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副賞のコメは御殿場の献上米、とても美味しかったです(笑)
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運よく、平凡な点に関わらず連続優勝の目標は達成できました。

しかし、自分の甘さを思い知らされた大会でもありました。
また、中間姿勢は結構得意な射撃でしたが県大会レベルになると日本ライフル協会のランカーがゾクゾク出場するので今の技量では勝負にならないのも実感しました。

次は最終目標の「一都八県親睦RS射撃大会」です。

それまでに問題点を克服できるか??自分との勝負です。


つづく

# by hidehoken | 2014-09-17 13:32 | 実銃、射撃練習、射撃大会

26年度のスラッグ射撃 その1

みなさまお久しぶりでございます。
長らく留守にしている間に、女子高生はOLとなりビックリしております。
捕まっていた訳ではありません、捕獲行政に重要なお仕事をしておりました。
ちょっと時間が出来ましたので、ちょっとだけ更新します。


今回はスラッグ編で~す。

毎年行われる各地で行われるスラッグ射撃でもっとも盛大に行われるのはおそらく「一都八県親睦RS射撃大会」でしょう。

この大会にかける情熱の高い熟練射手・目標にする若手射手・各県の猟友会理事の方々・・多くの人の色んな思いが混じる日本有数の大会です。

これに出場するには各県の大会で上位3位までに入る必要が有り、その県大会に出場するには各地域で行われる予選会で優勝する必要が有るのです。


まず第一の関門、4月に行われた支部猟友会での予選会です。

ライフル部門とスラッグ部門が有り今年もダブルエントリー、この地区は強い選手が多くこの中で優勝するのは中々大変です。

まずは練習
ライフルは実猟で使っている6mmPPC、実猟の為の練習なので今回は全くの同仕様、静的勝負だからと言って以前のように高倍率のスコープを付けずに勝負する事にしました。
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実猟用スコープではこんなもんかな?
もっと倍率が高ければもう少しまとまるのですが・・・
因みにこの銃で多い年は年間200頭以上の鹿をヘッドショットしています。
(詳しくは日本動物学会参照)


そんでもって試合結果は・・・
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お陰様で今年はダブル優勝できました。

さて、つぎの県大会はライフルで出るかスラッグで出るか悩みます。今度は一人一種目しか出場できないからです。どちらの方が自分にプレッシャーとなるのか?まだまだ修行中の身、少しでも自分にプラスになる方を選ぶべきです。また、他種目に後輩?が出場できるように考慮すべきでしょう。

そもそも一般狩猟者の殆どを束ねる猟友会では、もっとも所持者が多いいのは散弾銃です、しかも限られたライフル所持者もこの大会の為にスラッグマンとなり年間を通して練習していますので、層の厚さを考えると猟友会の大会では間違いなくスラッグでしょう。

特に昨年の県大会で優勝している事も有り、やるからには代表選手枠のベスト3ではなく連続優勝を狙うべきでしょう!優勝するのも大変ですが、連続優勝となると大変プレシャーが掛かりミスを犯しやすい状況になります。これが良いのです。まだまだ修行の身です。

そんな訳で県大会はスラグで出場決定、ライフル部門は準優勝の若手?が出場する事に決まりました。

つづく
# by hidehoken | 2014-09-17 13:06 | 実銃、射撃練習、射撃大会