エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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ランニングターゲット日本選手権 その2

いよいよ大会です。

これは的が出るまでの待機姿勢です。
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ストックを肘の位置より下げることと、的が出てから構えないとペナルティを取られます。

獲物(的)が見えたら素早く構えて撃ち抜きます。
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速度は二種類で遅いのがスローランと呼び、10mを5秒かけて移動します。早い方はファーストランと言い10mの間を2.5秒で走り抜けます。その間に構えて狙って撃つ競技です。ちなみに猟友会のルールは10m5秒の遅いほうでしかも、的が出る前に構えていて良かったので、これに慣れていた自分としてはスローランでもかなり忙しいです。

距離は50mで的は公式のイノシシ的です。(以前は100mで鹿の的だった)

さて、自分の番です。1ラウンド目はスローランからです。

何時に無くプレッシャーを感じて体が思うように動きません。
得意の左を抑えて右の苦手な方の点数をアップする作戦で撃ちました。結果です・・
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酷い67点・・
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狙った的も81点止まり・・・合計で148点・・・ゲゲッ 今までの最低点を叩いてしまいました・・・

やば! 他の選手は・・・・

もっと崩れて暫定2位・・・・1位も151点と射程圏内に居ます。
しかし、3位との差は僅か1点差・・・
4位との差も5点しかなく誰が優勝しても可笑しくない状況です。

そして2ラウンド目のファーストラン・・・もしここで練習の時の140点台が出せれば優勝するかもしれません・・・多くの人から声をかけられるたびにプレッシャーが・・・

このプレッシャーの中、狙わず無難に撃てば3位以内の入賞を狙えます・・・しかし、最強セッティングで撃てれば優勝できるかもしれません・・・・う~ん!悩みます・・・・

本来は無難に撃つべきです、しかし自分は挑戦者なのだから・・・

悩んだ末、最高点を出した時のセッティングに決定!

よし、勝負!

一発逆転、高得点を狙うリスキーな勝負に出ました・・・
結果は・・・ あちゃ~  ホームラン2発の大失敗(笑)
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リスキーなのは解っていましたが、全日本の独特の雰囲気に飲まれてしまいました・・・
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結果、左58・右55点の合計113点・・・

これで一気に順位が下がり暫定4位に・・・・

なぜ暫定かと言いますと、全日本だけの特別ルールで3位と4位でサドンレス、更に1位と2位のサドンレスが有るというのです。ファーストランの左右1発づつの二発を加算しその総合点で優勝者が決まると言うのです。

役員の方に詳しく聞くと、これは世界大会のルールに準じて行うもので、本来なら6位までサドンレスでファーストラン10発をやらせ、今までの点数にこれを加算した点数が総合点となるのです。ですから、6位の人がジャンプアップして優勝する可能性もあり、実に見ごたえのあるスルリングな試合内容になっているとの事でした。

自分の持ち点は261点・・・3位とは僅か2点差です。ここは無難に撃つべきでしょう・・・しかし、暫定1位との点数差も僅か7点!・・・みんな極度のプレッシャーでまともな点数が出ていません・・・ならば失敗しても4位、成功して高得点を出せれば・・・・こりゃ再度勝負を掛けるべきでしょう!

そんなこんなで最強セッティングにしながら待つと悲しいお知らせが・・・
「日没まじかの為、サドンデスは中止・・・・現在の持ち点で順位を決めます。」

が~ん!

どうせ4位なら勝負して砕け散りたかったです、えっ 砕け散ったから4位だったんじゃないかって!? ハイ!おっしゃるとおりです(泣)

そんなこんなで初出場のランニングターゲット日本選手権は
センターファイヤ ライフル部門 4位 となりました。

応援していただいた女子高生の皆さん、ありがとうございました。
大会を運営して頂いた役員の皆さんお疲れ様でした。
お蔭様でこの一年大変有意義な射撃が出来ました、心よりお礼申し上げます。


おわり。
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by hidehoken | 2010-10-26 11:02 | 実銃、射撃練習、射撃大会 | Comments(8)

ランニングターゲット日本選手権 その1(改)

ついにランニングターゲット日本選手権の日がやってきました。

初めて日本選手権です、自分の参加するセンターファイヤライフルの部門には日本記録保持者を始めそうそうたるメンバーが居ました・・・おっと、一都八県で戦った他府県の方もいらっしゃるじゃないですか・・・スラッグ部門には何人も後輩が参加しています。一名出場出来なくなってしまったのが唯一残念です。

今年はこのランニングターゲットの射撃にのめり込みました・・・・

ランニングターゲットの初大会は7月の記録会です。256点で初入賞(3位)なれど、優勝者は300点越え・・・実に50点近く差をつけられ、次元の違いを見せ付けられたのです・・・すべてはそこから始まりました。

この記録会が悔しくて悔しくてそれまで一都八県を目指していたのにランニングターゲットに気持ちが移り、頭の中はそればっかり・・・おかげで8月の県猟の大会がおろそかになり、久しぶりに県の代表を逃し一都八県の選抜にも選ばれないほどです。

なぜそれほどまでに悔しかったのか!?またのめり込んだのか!?

それは第一に得意な種目で負けたこと・・・一都八県でも通用した東部ライフル仕込みの移動的でコテンパンにやられた悔しさです。唯一の自信、小さなプライドが踏みにじられたのです。射撃の先生にも申し訳なさで一杯でした。

第二に、猟友会よりもはるかに実猟に近いルールで負けたこと・・・・紙撃ちだけで負けるだけなら許せますが、これだけ実猟に近いと師匠から教わってきたプロハンターの技術も適わなかった気がして自分が許せなかったのです・・・これだけは負けるわけにはいきません。

第三に、面白い・・・・動きが激しく、まさに実猟!?撃って楽しく、実猟の練習にもってこいです。しかも、その気になれば世界大会に出場可能なIFFSの公式ルールに準じた内容・・・夢が膨らみます。

で、一生懸命練習した9月の東日本公式戦・・・
前回の優勝者が不参加状態での3位(269点)は嬉しくありません。
まだまだ、前回の優勝者には程遠く、36点も差があるのです。
これで、今までの構え方ではこれ以上の点数は望めないと感じたのです。
ですがこの大会でランニングターゲット日本選手権の切符は手に入れました。

それからが地獄です・・・・300点越えを目指し、移動的を一からやり直したのです。
撃ち方・構え方を変えたり戻したり・・・結果、撃ち方を戻し、構え方を大幅変更したら初の300点越えを遂に達成しました。大会直前でやっと、勝負できる点数に達したのです(祝)

しかし、初参加のランニングターゲット日本選手権でプレッシャーを撥ね退け練習の様に撃てるか!?が問題です。更にプレッシャーは当然ですが、新しい構え方はまだまだ引き出しが少なく、実践で使えるか未知数なのです。

試合を待つ銃・・・
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真ん中のサコー75ハンターが自分の銃です。

長年やってるライバルたちは・・・
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流石に仕上げてますね・・・

スラッグ部門では珍しいこんな銃も
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ランニングターゲットはMSS-20以外でも勝負出来るのが良いですね!

個人的に気になる銃を発見!
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一目見て直ぐに解りました。自分と同じモデルセブンの243win仕様です。怪しい色ですが、注目すべきは銃身!自分も243winのノーマルの太さの銃身を20インチにカットして装着していますが、精度が上がったものの若干山歩きに重くなったため、フルート加工をしたら完璧だな・・・と見積もりも取っていたのです。が、自分がやろうとしていた事をメーカーが先にやってしまいました(泣)サコーのフィンライトのように銃身の肉抜き(フルート加工)した20インチ銃身です。ただし、旧モデルの308winのペラペラ銃身は精度はイマイチですが、更に軽量なので中距離までの山岳猟には此方の方が有利ですが・・・。

さて、開会式です。
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部会の会長さんと、日本記録保持者(前優勝者)です。

皆真剣に聞いてます・・・いつもと違う雰囲気ですね・・・・
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ヤバイ! この雰囲気に飲まれないようにしなければ・・・・


つづく
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by hidehoken | 2010-10-25 11:56 | 実銃、射撃練習、射撃大会 | Comments(0)

RT全日本選手向けて最終調整 その3

やっと歯車が合ったと思ったらとんでもない点数が出てしまいました。

でもマグレかもしれないので2ラウンド目のスローランです。

今回は、得意な右から左に流れる的でなく、苦手な左から右の的が狙い易いように構えて撃ってみました。平均点を上げるためです。

得意な右から左の結果です。構えを変えた分、若干撃ち難かったのですが・・・
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89点、若干点数が落ちましたが今までの最高が87点なので十分です。

次に苦手な左から右の結果です。
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こちらは82点・・・

という事は・・・合計で171点!

祝!初の170点越えです。

大会は総合点ですから、一つだけ高得点よりも平均点を上げた方が効果的なんです。

ちなみに次のファーストランは元の姿勢に戻して実験してみました。

得意の右から左は・・・
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73点

苦手な左から右は・・
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61点

やはり、苦手な方の点数アップの撃ちかたが総合点を上げるようです結果134点

結果、2ラウンド目の総合点は・・・

これまた300点越え!!

これなら自分にもチャンスが有ります・・・本年度の300点越えの選手は数人だからです。問題は本番で練習時の点数が出せるかです。もし、初めての全日本のプレッシャーに勝てれば入賞の可能性が出てきました・・・

よ~し、全日本選手権で勝負だ!!
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by hidehoken | 2010-10-11 10:45 | 実銃、射撃練習、射撃大会 | Comments(4)

RT全日本選手向けて最終調整 その2

ここ数週間トライ&エラーを繰り返していました。

おかげさまで多くのノウハウを習得するも、一つ一つの技が噛み合わず悩みました。
それが合同練習で閃いたのです。早く試したくてウズウズしながら実射です。

目標は280点を越える 事です。
7月の記録会が250点台で3位
9月の東日本公式戦が260点台で3位

これが今までの撃ち方の限界でした。因みに優勝者は300点台・・・現在国内ランキング6位と言っても280点以上出せなければ3位入賞は絶望的だからです(泣)

だからこそ、今までの培ってきたものを一度ゼロにしてでもランニングターゲットのテクニックを吸収したかったのです。


まずはスローラン

本番と同じく50mの距離で幅10mの間を5秒間だけ姿を見せて走るボア(猪)的を狙います。ランニングターゲットでは的が見えるまで居銃は出来ない実猟に最も近い射撃ルールなので狙う時間は僅かです・・・ですから素早く正確に構えるかが、とても重要なのです。

左右10発づつの20発を一気に撃ち込みます。
初回は、オーソドックスに足を決めて撃ってみました・・・

得意な右から左の結果です。
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なんと91点・・・

祝!初の90点越えです。

今まで一度も出せなかった移動的の90点台、歯車が噛み合った瞬間一気に目標をクリアできました。しかし問題が・・・左から右が69点・・・
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合計では160点でした。

続いてファーストラン

50m先のボア的が僅か2.5秒で10mの間を走り抜けます。もちろん的が見えるまで居銃してはいけません。超忙しい移動的です。スローランでは左の的ばかり点数が良かったので、足の位置を変更・・・右に有利なポジションを取りました。

結果です。

右から左・・・68点
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しかし、狙った左から右は・・・79点
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と言う事は・・・合計147点

祝!!ファーストラン 初の140点越え!

となると・・・・となると目標の280点は・・・・

祝祝!!

なんと来年達成予定だった300点越えです。


この点数が本番で出せたら優勝争いに加われます!

実に3段に匹敵する点数・・・・信じられません・・・
もしかしたら、単なる偶然!?まぐれかも知れません・・・

果たして、2ラウンド目も同じような点数が出せるのでしょうか!?


つづく・・・
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by hidehoken | 2010-10-10 23:13 | 実銃、射撃練習、射撃大会 | Comments(2)

RT全日本選手向けて最終調整 その1

苦しい日々が続きました・・・撃っても 撃っても当たらず・・・
自分の中で出来ていた射撃理論の歯車がガタガタになりました・・・

スローラン(5秒)でやっと10発80点ほど
ファーストラン(2.5秒)では50点以下・・・

新しい撃ち方も、実際に撃ってみると甘い事も多々ありました。
楽に素早く構える撃ち方は、センターファイヤライフルでは高い精度が出ません。
新しい技術だけでは引き出しが少なすぎて本番で使えません。

今までの蓄積した技術ではスローランで87点が限界でその上がでません。
しっかり構える今までの撃ち方では、素早いポジションを取れず頭打ち状態・・・・

そんなこんなで、練習会に参加・・・多くの実験データーから最終組合せ実験です。
早めに行って役員の方から色々と指導を受けました・・・・  ・・・・・
更に皆の射撃姿勢を確認・・・今回は日本記録保持者も居ます・・・じっくり観察 ・・・・ ・・・

「まてよ・・・ !!」

いままで余りにもキツイ待機姿勢なので試していなかったのですが、今の待機技術なら銃の待機位置を変えればひょっとしたら出来るかも知れません・・・ひらめいた事がありました。

「もう一度やってみるか!?」

試してみるとやはりキツイ・・更に早撃ちのボジションは・・・・苦しい・・・でもパットもギリギリ引っかからず何とか待機姿勢を取れそうです。これなら、待機中はキツイけど構えてしまえば今まで培ってきたポジションを取れて実にシックリきます。空撃ちをしても引き出しが多く、リード射法・スイング射法・固定射法その他が使えます・・・

新しい待機姿勢を決めれば、左手を自分の好みの位置で対応可能になったのです(祝)

そのまま構えるとすんなり的を狙えないのですが、今まで苦労して出来たノウハウが頭の中にポンポン浮かんできます。実験する前に、どうすればこうなると頭の中でバラバラだった歯車がパシパシ噛み合って来るのが解ります。

よしっ これだ!!

実射前に確信しました、いける!!
空撃ちをして細部を調整・・・・

いよいよ実射です。
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by hidehoken | 2010-10-09 23:16 | 実銃、射撃練習、射撃大会 | Comments(0)

ランニングターゲット全日本選手向けて その5(改)

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むずかしいな〜

上がスローラン、下がファーストランです(泣)

引き金を軽くしたり重くしたり…

スコープの倍率を上げたり下げたり…

構えを変えたり戻したり…

一時期はとても見せられないほどボロボロでした。
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今も悪いですが、やっと指摘された事の意味が体でわかって来ました。

今までと同じでは全日本は戦えません。

ワンランクアップする為には、ここは辛抱…頑張り所です(泣)
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by hidehoken | 2010-10-07 14:57 | 実銃、射撃練習、射撃大会 | Comments(4)