エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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復活!ビッグハンティング!! その3(改)


・・・つづき

お待たせしました。

実はサハラは徐行中の車に轢かれてしまったんです。

あたりは薄暗く成りかけた時でした。山に行きたくてカギをこじ開けて脱走・・・妻が血相を変えて探してました。勿論自分もです。
どこまで散歩していたのか分りませんが、呼び戻しをしたら車の下を通って自分達のところに戻ろうとしたらしいのです・・・通常では考えられない行動でした。結果、片足の内腿は大きく裂け、向きがおかしい・・・折れたか・・他の足も傷だらけで、裂けた皮膚からはアキレス腱も露出・・・。血だらけのサハラを抱いてやっても痛がってしばらくは泣き止みませんでした・・・

すぐに掛かりつけの動物病院につれていくと休診中・・・無理言って開けてもらうと、サラの状況を見て急遽自宅に居るスタッフを集めて手術の準備・・・
内出血がお腹にもあるため、膀胱破裂の危険性を言われました・・・手術が成功しても、内臓破裂では助からない可能性が高いと・・・しかし、車に乗せたときにおしっこでお尻が濡れていた事を話すと、それなら十中八九膀胱は大丈夫だと言われホッとしました。
でもこの手術には麻酔が必要になり、そのリスクを聞かされました・・・それでも必要ならば・・・全てを獣医さんの手ににまかせることにしました。残念ながら付き添いが出来ずに翌朝病院へ・・・24時間体制で管理されていました。見ると点滴を打たれながらぐったりしていました。いつも元気で手を焼かせるサハラとは思えませんでした。

状況は裂けていた5箇所の皮膚は、土を咬んでいるため膿が出やすいように広めに縫合してあるとのこと・・・
それでも合計14針も縫われていました。レントゲンを見せられビックリ、折れていたと思われた足は奇跡的に無事でした・・・関節は?・・・つぶれてはいないと言われました・・・奇跡です・・しかもアキレス腱なども皮膚が裂け、見えていたのですが切れていなかったとの事・・・「良かった!これでいずれ歩くことは出来る・・・」

しかし、事故直後は足の向きがおかしかったため、脱臼はしたはずです。靭帯は切れたか伸びたかしたはずですから、完治できたら筋肉で保護してあげる必要を感じました。

問題は血液検査の結果が心配でした。たとえ筋が切れていなくても圧迫して筋肉をつぶしてしまっているのです。はたしてその筋肉が動くのだろうか・・・血液検査のCK値を聞きたかったのですが、なかなか教えてくれません。通常では10~200の範囲です、棒で殴られたりしてひどい打撲をすると、400位になると言われました・・・サハラは?
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実は2000を超えていたのです・・・目の前が真っ暗になりました・・・

一番ひどい内腿の筋肉は横に6~7センチ、深さ1センチほど裂けて居るのです。圧迫による損傷は直りが悪いだけでなく、血栓が出来やすくそれが動脈に入ったら・・・最悪は死んでしまうとの事。化膿したら筋肉も駄目になり、最悪片足を落とす事になると言われました・・・。手術は成功・・・しかし、化膿しないように抗生物質と血栓が出来にくくする薬、更に食事が取れないので栄養を点滴で補い2~3日安静にするとの事でした。

その日の夕方も見に行き、自分でないと水も飲まないので水と何時ものドッグフードを与えてきました・・・ぺろぺろっと少し水をなめただけでした。

翌日は仕事の為、妻が様子を見に行きました・・・・すると・・・・退院!?

少し元気になったと思ったら片足で立ち、食事も水もとらず、点滴を引きちぎって大暴れしたそうです。獣医さんもスタッフも近づけさせない暴れっぷりに化膿止めと血栓を出来にくくする薬をもらい強制退院となりました・・
パチパチ!流石です・・・とりあえず死ぬ可能性はなくなったのです。

しかし えらく神経質になり、家でも落ち着かず、それから自分の山用の車での生活が始まったのです。かすかに匂う鹿や山の香りがする車だと落ち着いて寝たのです。
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親を毒殺されて我が家に来たときを思い出します。そのときもピーピー泣くので車で生活したんです。

毎日、トイレに行かせるためには20kg以上あるサハラを抱えて近くの空き地まで連れて行きました。しばらくは絶対安静!足を使わせないようにと獣医さんに言われていたからです。気になって、仕事中も車に乗せて移動することが多かったです。食べ物に混ぜた薬を吹き出すので困りました・・・毎日、毎日看病し続けたんです・・・その間、大好きだった大物猟もやる気がしませんでした。クラブの事を考えて無理して大物猟に行ってもサハラが居ないと気が重く集中力がなく、獲物が来ても何年かぶりに全弾外してしまいました。
これでは事故の元です、危険なので師匠に話してしばらく休猟することにしたんです。

それでも二十日ほどすると傷もずいぶん良くなりました。
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内出血してどす黒かった足やお腹は随分ときれいになりました。
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アキレス腱も大丈夫です。
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やっと銃を持つ気になって、近場のヒヨ撃ちに行きました。以前に書いたヒヨ撃ちはその時のもの・・・サハラがやっと歩けるようになったため、一緒に日向ぼっこしながらのんびりしてたんです。

サラが居なくなるとクラブ内の犬にも変化が現れました。伴さんの所の紀州犬のパックがおかしいのです。一頭はオスの老犬ですが、一緒に山に入ると何時も4歳のサラの所に来てクンクンしてました。犬も若い娘が良いのですね~ おいらと同じですね~(笑) それを見た7歳のメス犬モモが怒ってサラに喧嘩を売るのです。山に三頭入れると供猟しなくてもお互いに牽制しあって競って獲物を探してました・・・それが若い娘(サラ)が居ないとオスの老犬が元気がなく・・・パックで行動しなくなり・・・サハラだけでなく他の二頭も動きが悪くなってしまったと言うのです。結局、一気に三頭の猟犬が使えなくなってしまったのです。

師匠の犬だけでは何回戦も出来ません。師匠も、残った猟犬達もヘロヘロでした。中部ビッグハンティングクラブとしては年が変わってもトータルでたった19頭しか捕獲できなかったのです。一犬、二足、三鉄砲とはよく言ったもんです・・・。

師匠をはじめ、クラブ員全員に迷惑を掛けてしまいました。

一月ほどたち、やっと山に入れられるかな・・・っと思った時、緊急で駆除の以来が来たのです。
有害の許可者で平日集まれるメンバー・・・一抹の不安があるものの、言われた人数をそろえて駆除に行って駄目押しの事故が起きてしまったのです。
また犬の事故です・・・(泣)

・・・つづく
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by hidehoken | 2009-02-19 10:53 | Comments(6)

復活!ビッグハンティング!! その2

事故の前、やっと満足の行く猟犬になりました。
鹿を追わせれば鍛え抜いた早い足で、殆どの獲物を追い落とすのです。お陰で待ちを張りやすく多くの獲物を捕獲できました。更に怖がってたイノシシもやるようになり、小さなイノシシなら追いついて廻して自分の所に持って来たのです。あまりにも獲物と近かった為、サハラを撃たない様に正面からではなく、すれ違い様に撃ってあげました。
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小さいけど、柔らかく油の乗った最高のイノシシを堪能したのです(^-^)/

ネギ間に・・・
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レバニラ・・・
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モツ煮・・・
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どれも最高に美味かった・・・

更に気の荒い雄鹿に攻撃された時も自分の所に引き連れて来たのです。敵は自分の気配を感じ笹に隠れドスッ ドスッ!っと地面を蹴って自分の位置を探してました。自分は気配を消したままそっと獲物を探したのですが、サハラが近くで吼えないか心配でいたが、見るとお座りして吼えずに待ってるではありませんか!そして撃つと同時に獲物に飛びついて吠えました…感動でした。四年掛かりましたが素晴らしい鹿犬になったのです!
ここまでするのには並大抵の努力ではありませんでしたが、苦労が報われ何とも言えない満悦感を味わいました。銃で撃つのとは違った、なんとも言えない満足感です。親バカですね~(笑) 
師匠も「これで5年は安心かな…」っと話てた矢先です。
愛犬を怪我させないように、十分安全確保したのに事故になってしまいました…

キャイ~ン・・泣き叫ぶサハラの声・・・
目の前で起きた惨事に助けようと半狂乱になった妻の叫び声が今でも耳に残っています・・・。
自分は瞬間死んだ・・・と思いました。でも、サハラは生きていました・・・
ただし血だらけで足の向きが変になっていました。
血だらけになったサハラを抱きかかえ、休診中の病院に無理を言って緊急手術…麻酔のリスク…最悪の血液検査の数値…目の前が真っ暗になりました。

つづく
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by hidehoken | 2009-02-12 12:49 | Comments(6)

復活!ビッグハンティング!! その1

皆さん長らくお待たせしました。
自然を愛し、子供を愛し、女子高生を愛するたいちょ~ブログの復活です!!

今猟期、ついにアホ犬(サハラ)が開眼!
最高にに嬉しいことが有ったと思ったら、考えられないような事故に会いサハラが死んでしまった・・・

いえ、死んだと思ったら奇跡的に生きていて緊急手術・・・
生きていてくれ・・・どんな体になっても生き続けてくれ・・・
動けなくなっても生きてくれれば大好きな天城山に連れてってやる・・・

色々な事が有り過ぎましたが、隠さずに全て公開していきます。
なぜなら、皆さんにも参考になると思うからです。
こんな思いは自分達だけで十分だからです・・・。

つづく
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by hidehoken | 2009-02-06 21:46 | Comments(4)