エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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銅弾で忍び猟!

ひょんな事がたまたま幾つも重なりました。

一つはショップに行ったらバイポットの新古品が有り衝動買いしたこと。
このショップに北海道で持っていった悲劇の銃を預けていた事。
しかも、弾もいっぱい造ったのに天候不順で猟にならなかった事。

あまりにもサコー75ハンターが可愛そうだ・・・

ヨシッ!ちょっと、いやかなり重いけど今週はサコーを忍びで使ってあげよう!バイポットを取り付けて、北海道の猟場に近い広い場所で撃ってあげることにしました。弾も銅弾で勝負です。

幸い数日前に天城でも雪が降りました。

広い場所で勝負できそうです。距離も200mは有り、案内された北海道の猟場のメイン距離と変わりません。いえ、むしろ遠いかもしれません。

猟場に着き、銃の準備をします。サコー75ハンターの重さは約3.6kgそれに鉄製のスコープマウント・リングとスコープ本体、更にバイポット等で約5kg・・肩にずしっときます。以前にも山歩きしたけど重かったのを思い出します。購入時に迷ったフィンライト(軽量タイプ)しとけばよかった・・

ゆっくりと山を登ります・・って言うか銃が重くてゆっくりとしか登れません。たまには良いか・・

暫く行くと 「ピィ~」 メス鹿の警戒音です。左方からです・・よし、広い所で勝負できます!急ぎ足で勝負場所まで進みました・・・移動中にバイポットの準備を終わらせます・・居るか?・・・居ません!・・そんなバカな・・目を凝らすと既に谷に入りかかっています・・「マズイ!」あそこに入られたらアウトです。距離は170~180mです。

瞬間的にプローン(伏せ撃ち)になります、「獲物が見難い・・」視線が低くなった分だけ見難いのです、しかし銃は安定してます。木の陰ですがとりあえず一発撃ちます、ド~ン!30-06の反動で一瞬獲物が見えなくなりますが、今ので獲物が木の陰から一頭出てきました。チャンス!小さいオンタ(オス鹿)です、「いただきっ」 ド~ン! 獲物が瞬間的にひっくり返ります。更に今の音で潜っていたもう一頭が出てきました・・動いていても犬に追われている訳ではないので楽に狙い込めます。距離は160~170mでしょうか?銃が安定しているので余裕です。 ド~ン! その場に倒れてピクリともしません・・30-06・・銅弾とはいえパワーがあります。
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近ずくと既に事切れてました。
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直に前処理に入ります。こんな時もバイポットは銃を置くのに便利でした。
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しかし、もう一頭が居ません。辺りを探すと血痕が・・
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周りには居ませんが、足跡も続いていません!?
良く見たら直側の溝に落ちてました。
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ヤレヤレです、今回もオス・メス鹿二頭で定数確保です。

実はこの銃では初めての獲物です。とりあえず缶コーヒーで乾杯!
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美味い!缶コーヒーでも充実感が有ります。

しかし、なぜか缶コーヒーが倒れて中身が・・・
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あ~ぁ みんなこぼれたか・・嫌な予感

大きい方のレバーはボロボロ、もう一頭も腰に大穴が・・
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銅弾でも明らかにパワーオーバーです。急所から外れても即倒では獲物に対して有利すぎます!気に入らない!!肉や内臓の損傷も大きいです。もう二度と本土で使うことは無いでしょう。

損傷の無かった方のレバーを雪から出し、袋に雪と共に持ち帰る準備をします。獲物の腹にも雪を詰め替えて冷やすのと同時に血を吸わせます。
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獲物も縛って山を下りる準備です。
武士が刀をしまう様に、銃にカバーをかけます。
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そして、二頭を一緒に引っ張りながら下りました。
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雪のお陰で先週よりは楽です。

何とか山を下りお腹の雪を更に入れ替えて車を取りに行きます。

そして下山・・途中溝にはまりました。
綺麗だった購入したてのアルミのホイールが・・・

全て一人でやると、こういったアクシデント時の対応力も磨かれます。

大変だけれど止められません。

バカですね~

                お わ り
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by HIDEHOKEN | 2007-01-30 22:30 | Comments(10)

オス鹿狙いの巻き猟 その2

・・・つづき

伴さんが犬掛けに入るタイミングを見計らって自分も山に入りました。ココはオス鹿が多く群れをつくっている所です。デカイオスもいて、警戒心が強く知恵もあります。

無線で「獲物が気とって動くから気を付けてよー」と言って間も無く撃ち始めました・・予想通りです。しかし4発掛けたが行っちゃったとの事・・ザンネン!でも、また経験出来て良かった。前回、前々回よりも確実に慣れて来てます。もうそろそろかな?って感じました。以前も書きましたが、経験を積んでもらう為に新人さんに良い場所に座ってもらうのです。外して当たり前!初年度からそんなに当たったらこちらが困ります。

その後、伴さんの犬が鳴き始めた様です・・しかし、上手く囲いをすり抜けて行きます・・三の又のオス鹿の逃げ方です。自分も頑張らねば!

「サラッ来い!」笹の中を掻き分けながら入って行きました・・・今日は動きがイイ・・と言うか毎回捜索範囲が広がって行きます。自分の行く方向を確かめながら捜索して行きます「そろそろ高○さんの近く行くから気を付けてねー」と言って直に変な声が・・「ワウ~ワンワン」サハラか?っと上を見上げた瞬間 バサッ 茶色い物が飛び出ました、自分の僅か3~5m前の上空を鹿が飛び去ります・・ 「うわっ!」 撃てなかった・・バッサン バッサン 飛んで行きます。「えいっ 撃ったれ!」ド~ン・・サハラも物凄い速さで獲物を追います・・獲物との距離は10mも開いていませんから鹿も必死です。沢まで真直に下って行きます・・ウツも笹も関係有りませんバサバサ言いながら逃げています。「高○さん、沢に行ったよー」・・・・鳴りません・・・手前に落ちたようです。

う~ん ザンネン!せっかくサハラが追ったのに・・・
「サラベ~ゴメンな、とーちゃん撃てなかったヨ・・・。」

空飛ぶ鹿は久しぶりです、数年前に妬まれて毒殺されてしまった寛太朗以来です。また昔の配置が出来るようになったら親方も喜ぶだろうな。

そんな事を考えていると伴さんの犬が又掛かったようです・・戻ってる・・こんなヤツはたいてい三の又です。バックを守っていた所に行ったようです・・離れているので発射音は聞こえませんが、無線で「やー久しぶりに良い物を撃てたよ」「半矢で頭振って近づけない」「犬をシャクッて危ない」「トドメに首撃ってもまだ暴れている」などと聞こえてきます。

よ~し、一頭ゲット出来ました。

自分はサハラと一緒に更に山奥へ向かいます。崖で通れないので沢を渡り、ついでに喉を潤しました。美味い!
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周りを見ると良いウツがあります。サハラの動きが活発になりますがそっちは蚊帳の外になってしまう・・「ワオウ~」?サラか?ココからでは見えませんが、またサハラが追って沢に落としたみたいです・・・・ここまでやれる様になったのは正直嬉しかったです。師匠に話すと「次回は沢に二本置かなきゃだめだ・・」と言っとりました。

ヘロヘロになりながら林道までいくと、○西さんがニコニコ顔です。
「やー久々の大物を撃たして貰ったよ」と言ってました。

どんなもんか見てみてビックリ
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デケ~ ワタヌキでこれか~
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サハラだって20キロあるのにちっちゃく見えます・・

今日は一頭だけですが満足です。

今期最大のオス鹿です、でも師匠は「もっと大物が居るはず・・・」と言います。次回も大物狙いか!?

がんばるぞ!!
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by hidehoken | 2007-01-25 23:02 | Comments(4)

オス鹿狙いの巻き猟 その1

忍びの翌日は巻き猟です。

去年の半分程しか足跡の無くなった我が猟場で既に36頭・・・明らかに獲物の数が減りました。そこで師匠が数を獲るのではなくて、デカイオス鹿と勝負しようと言いました。賛成です、肉は十分に有ります。

今回は、朝一で忍びをしながら山の状況を伝える事になりました。

車を離れる時に無線を打つと「ピィ~~」オス鹿です・・・交信を続けると「ピィ~~」ありゃりゃ もう逃げられたか・・小声でしゃべってこれです。山に入る前に近くのオスには逃げられました。

しょうがない、メンタを狙うか・・山に入り始めると後ろでカサカサッと物音が・・瞬間的に銃口を向けると嬉しそうなバカ犬の顔が・・「ダ~ 何でお前が居るんだー」「来い!」 飛び跳ねて近づきひっくり返ってハラを出します・・「バカタレ!」絶妙のタイミングで車を後にしたのに・・・
戻って見ると金属のゲージがボロボロに・・溶接も剥がれてます。

しょうがなく鎖で車にくくって急いで山に入りました。暫くすると「ワンワン、ワオ~ワンワン」朝の静寂を破るサハラの鳴き声が山々に木霊します。

直に反応が有りました。「ピーピーピー」 メス鹿の警戒音です・・・

あ~逃げていく・・

一応山に入りましたがもぬけの空です。昨日倒した所は寝た形跡も有りません・・かなり神経質になっています。しかし僅か数百メートル先で群れが抜けた跡がありました。今日はこっちに寝ていたのか・・なら来週のコースは変更です。たとえ居なくても山の状態を掴んでおくと次回に繋がります。

これからが大変です。一山越え二山越え巻き猟の為のチェックしていきました。久しぶりのルートです、他のグループが山を荒らした痕跡がありました。毎週居た寝場に物が入っていません・・・何処に行ったのか?暫く行くと珍しくフェンスの中に居たらしく向かいの山を逃げる姿がチラチラ見えました・・今日は巻き猟メインの為ショットガンです。流石に撃てません、ザンネン!

更に行きます・・「居た!」これも遠いけど70~80mコース・・イケルか?ズド~ン 3インチマグナムをお見舞いしましたが行っちゃいました・・やはりこの距離じゃ無理なのか・・一応血糊が有るかチェックしましたが有りませんでした。

そんな事をしながら獲物が奥に向かって入っていることを無線で報告!一旦車に戻りアホ犬サハラ(猟犬)の準備をします。入れ替わりで師匠達が別コースで5名山を巻きます。伴さんも紀州犬2頭つれて別ルートから山に入ります。更に別働隊がバックを守り配置に付きました。

完璧なシナリオ?の予定です・・はたして結果は?

つづく・・・
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by hidehoken | 2007-01-24 22:41 | Comments(0)

メス鹿狙いの忍び猟

今週末は土曜の午前中も休みです。
さっそく忍びの準備をしました。デカイ雄とも勝負したかったのですが、
鹿肉の要望が有った為急遽変更!メス鹿狙いです。

銃はウインチェスターM1300(スライドアクションの12番スラッグ銃)です。弾はフェデラルのセミマグナムと3インチマグナムです。

成功率を上げる為、アホ犬(サラベ~)はお留守番です。

何時ものように日の出と共に山に入りました。

「ピ~」 警戒音です。

今日は何時もとルートが違います。鹿も学習しますので、責め方を変える必要があったのです。昨日の晩に霙が降ったのか、所々地面が白くなっています・・「いける!」急に冷え込むと鹿が下りてくるからです。しかも、足元が微妙に柔らかくて足音がしません。

チャンスです!

あまり居ない一つ目の寝場の下を横切り、岩場を登って行きました。中段まで来た時です「ピィ~~」オス鹿です。パサッ パサッ と逃げる音。今回は寝ていた様ですが、岩場では走れませんのでやり過ごします。

走って追いかけたい気持ちを抑えて、焦らず物音を立てないように慎重に登りきり、本命のメス鹿の寝場にむかいました。ここは最近よく居る場所です、これだけ冷え込めば居る可能性は大です。このヘラを反せば寝場・・勝負!
「あれ?居ません!?」・・・「ゲッ 奥か?」ダッシュして一気に駆け下りて距離を詰めようとすると前方で何かが動きました・・!!!・・・目の前3~40m先のススキからモグラ叩きのように鹿が現われます。メス鹿の群れが、そこに寝ていた様です!

発見が遅れました、急いでセフティーOFF 先頭に銃口を向けて発射・・
ド~ン・・撃ち遅れです。先頭はそのまま雑木林に逃げ込みました・・
「ヤバイ!」2発目狙いますが小さく黒い(オス)です・・しかし、狙い直す余裕は有りません・・ド~ン・・ススキの陰に入り解りません・・「外したか?」3発目、これで後が有りません・・瞬間的に判断して正面の鹿をやり過ごして最後尾に狙いを付けました。少しでも狙う時間を稼ぐ為です。「リード良し・・」3発目はマグナムです・・「頼むよー」 ドゴ~ン!!

大きなメス鹿がもんどりうって引っくり返りました!

「やった!」流石マグナムです・・・しかし、肉荒れが心配です・・・

まだ生きてます・・すぐに駆け寄りトドメを刺し、楽にさせます。
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途中でススキの陰に違和感が・・良く見ると、小さいヤツが転がって居ました。こいつも半矢です、トドメを刺そうとすると 「パサッ・・」 例によって角しょいのオス鹿です。

まあいいさ、今日はメス(肉)狙いです。
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本日の結果!

オス・メス鹿2頭ゲット!定数です。本日の猟は終わりです。
二頭とも血抜きをして、ハラを反して前処理を終わらせます。
オスでも一才物は肉も柔らかくメス鹿と変りません。
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今期通算10頭目です、山の神に感謝の儀を行いパチリ!

これからが大変です。さて、どうやって持って帰ろうか?二頭を縛り引き上げようとしても上がりません・・「うーん、下ろう!」感で斜めに下って行きました。下りでも二頭引きは疲れます・・しばらく行くと運良く知ってる所に出ました。ヤレヤレです。

暫し休憩。う~ 腰がイタイです。

やっとの事で車に積み込みました。この後仲間と合流して解体です。

昨年サハラ(猟犬)の訓練の為に山に入ってから暫くは忍び猟が不調でした。やっと山の状態が解ってきました。翌日も一応ここに来る予定です。遠回りなうえ居ない確立が高いのですが、その時の状況は次回に繋がるノウハウになります。山に入って無駄足はありません。

忍びに必要なものは

一山、二足、三鉄砲でしょうか?

まず山を覚える事、それが一番大事だと師匠より教わりました。

だから山を大切にしています。

ゴミは勿論、空薬莢も極力回収して山を汚さないように気をつけています。山を愛し大切にすると、自分が自然に溶け込んで行くのを感じます。すると獲物の動きが感じ取れるようになって来ました。

こんな体験を次の世代に伝えて行きたいと思います。



            お わ り。
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by hidehoken | 2007-01-22 23:44 | Comments(4)

寒いけど暖かい伊豆

北海道は、寒かった・・・

気温的にはせいぜいマイナス10℃前後だったのですが、突風が吹くと体感温度は物凄く寒い!手袋に人差し指だけ切れ目を入れてあったのですが、そこから冷気が入り込み指が痛かったです。

それが伊豆に来たら厚くて着けていられないんだから面白いです。
寒くても所詮静岡です、恵まれているな~と思いました。

今回は中部ビックハンティングクラブの本体が来る日ですが、師匠に頼んで朝一に忍びをさせてもらいました。出来れば一回戦が始まる前に勝負を付けたい所です!一緒に行きたがるアホタレ(サハラ)をゲージに押し込んで出発!

今日は巻き猟メインなのでショットガンです。しかし新たな助っ人12ゲージの3インチマグナムが装填されています。少しでも有効射程を延ばす為です。

何時もとは反対側のルートで山に入りました・・・
足跡はほとんど確認出来ません・・当たりを付けてルートを変更・・・
霜柱が立っていて、どうしても足音が出てしまいます。

慎重に慎重に丁寧に攻めました・・以前いた処には全く気配がありません・・・「奥の寝場か?」更に足を進めると何かを感じます・・
「居る・・様な気がする・・」まだ寝場まで結構有るのですがたまに変わり者が居ますから神経を集中します・・やっぱり居る!・・体が自然に走り出します・・物音が聞こえた訳では有りませんが気配を感じるのです・・・見通しの良い植林に目を向けます・・「あれっ居ない」・・目線を奥に向けると・・「居た!」二頭メンタです、植林から出てきてその先の植林に走っています。距離が5~60mもあります、ショットで効くか?一瞬迷いましたが撃つ事にしました。初弾はセミマグナムです。

ド~ン!1頭しゃがみました。「ヨシ!」続いて3インチマグナムです。
ドゴ~ン!ドゴ~ン! 3インチマグナムの反動は連射には不向きでした・・不慣れな為初弾以降撃ち遅れです、矢が入っている事を祈ってダッシュ!この先は鹿避けネットがあるので矢が入っていれば下りてくるはず・・来ません。
「もしかして何処かにうずくまっているかも?」と思いネット際を上がると ガサゴソとネットの外で物音が・・ありゃ~元気にネットを越えた様です・・さようなら~ ハイ!ハズレですね!
でも可愛いサイズが何処かに居るはずです。が、探しても解りません・・
二回目の捜索中に後ろで物音が・・居ました!隠れていたんですね!
トドメを刺そうとしたら ピイ~~ オス鹿の警戒音です!かなりの大物の鳴き方・・しかもさっき気配が無くやり過ごした所です。「マジ?」 ダッシュして近ずくと ドドドドド・・ 群れの音です。
姿は見れないのにこのデカイ物音・・・「チキショー メンタを囮に使われた・・」自分が離れるまで物音一つ立てず、しかも3発もショットを撃った時もジッとしていて自分が離れるまで待っていたとは恐れ入ります。直にピンと来ました!初めての忍びで逃げ延びたご隠居さん一行のドデカイオスの群れです。「ココまで降りてきたか・・でもこれで当分来ないかな?」それでも来週来て見ようと思います!

今回の猟果です。
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愛犬サハラがお出迎えしてくれました!?
   「ヨシヨシ」・・!!・・「なんでお前居るの??」

ガ~ン!!
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「あーまた穴開けやがって、このバカタレ!!」
    ボカッ・・キャン・・・シクシク・・修復不能な大穴です。


話変わって巻き猟でも成果がありました。残念ながらサハラのお手柄では有りませんが、師匠が長距離ランナーの洋犬を使って一山廻ってきた所を若手が仕留めました!流石師匠、配置一つとっても先を読んでます。
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角はリッパですが二の又です。
このサイズになるとこの時期では中々忍びでは取れません!
巻き猟ならではの楽しみ方でしょう!今回も皆で楽しめました。
勝負に勝てれば冷えた弁当でも美味い!
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久しぶりに記念撮影しました。

ちゃっかりサハラも写ってるし・・おまえ何時ゲージ出たんだよ!
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by hidehoken | 2007-01-18 10:46 | Comments(2)

思えば遠くへ来たもんだ!?

JAFTA大会の次の日に自分は飛行機の中にいました・・・
仕事プラス取れなかった正月休みです。
空港に着くと一面銀世界・・はて、ここは何処でしょう?
ココは北の国です、まずはこの地で取引先に向かうのです。
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空港には既にお出迎えが・・射撃の世界では有名な元国体6年連続チャンピオンに猟友会の副会長さん達です。今日はみんなで宴会です。
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たらふく飲んで食ってホテルに行きました。もう食えませ~ん。
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旭川で最高クラスのホテルとのこと・・・更にバーで今後の打ち合わせ?をしました。久しぶりにリッチな気分を満喫させてもらいました。
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翌日はゆっくり朝食を取り更に北へ向かいます。最高の肉質の蝦夷鹿が生息していると言う、極寒の地へ向かいました。そこの鹿は食べ物が違う為2~3歳でも1歳並の柔らかさを保っていると言います。生息数は道東に比べるとかなり少ないようですが、そこの美味い蝦夷鹿を捕獲する為にこれからお客さんと一緒にハンティングの予定なのです。
密かに楽しみにしていたのですが、ゆっくり観光しながら向かいました。
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実は猟場に行ってもライフルが無いのです・・・天候不順で荷物が着いていないのです・・貨物船が着いてないどころかまだ出向してないとのこと・・結局ライフルを手に出来たのは翌々日の昼過ぎでした・・運良く一時的に吹雪も止まった時は少し山を歩きましたが、直に吹雪いてしまい鹿どころか前が見えません・・う~ん、透視能力が欲しいです!
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車も吹き溜まりにはまりスタックです。突風が吹いて寒くて居られません、そこで猟師(猟友会長)さんの家に非難して郷土料理をご馳走になりました。
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いや~美味かったです。ご馳走様でした!
なんて贅沢な素材なんだろうと思いました。

勝負は4日目に絞りますが、前日・前々日以上の猛吹雪・・ホワイトアウトです、全く前が見えません。現地のハンターの方に案内をしてもらっていたのですが結局、遭難されては困ると言われ本格的に山に入れませんでした。替わりに観光に変更・・鹿が見れなきゃ生アザラシです。
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ムチャクチャ寒いのにイカダの上でゴロゴロして居ます・・可愛いですが漁師の敵で駆除の対称だそうです。手に付くと洗剤でも落ちないスゴイ脂身が10センチ位有るとの事、この程度の寒さでは余裕で昼寝してました・・。
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面白かったし、食事も楽しめましたがザンネンな結果になってしまいました。
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こんなのとも勝負したかったのですが、矢を掛けるどころか獲物を見ることも出来ませんでした・・
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流しをしようにも急な雪で除雪が間に合わず山の入り口しか入れませんでした。
カンジキを購入して山に入っても、チョット歩いただけで膝どころか腰までもぐってしまう事も有りました・・無謀にも「本命の山に行きたいから、スキーを貸して欲しい」と頼んだのですが、そこは笹に雪が被ったばかりなのでスキーでも危険とのこと。ハマッタら最後、遭難してしまう状況で行かせてもらえませんでした。現地のハンターも危険を冒して山にははいりません、天候が快復すれば安全な猟場にいくらでも獲物が出てくるからとのこと・・・因みに地元のハンターは天候不順で出猟してる人は居ませんでした。遭難しても助けに行けないと言われ、ザンネンですが諦めました。

しかしながら、現地で指折りの猟師(会長・副会長)さん達と一緒に居た時間が多く、装備を初め流しで撃つ場所や獲物の溜まる場所、忍び(正確には追い猟)を掛ける山や秘密の本体の群れが寝る場所も教えてもらいました。更に銃の種類や弾や弾頭など大変参考になる話を聞けました。
肉質にこだわるミートハンターは噂通り通常のマグナムは使っていませんでした。初めはフルパワーで使用していたらしいのですが、今は初速を落とし弾頭も吟味して肉荒れを最小限にしながらも走られた時のストッピングパワーを確保する弾作りをしていましたし、猟の仕方も色々で林に入るときはオートを持って行きたいと言ってたのも印象的でした。更に最近は肉荒れの少ない243winを使い始め、相方も欲しがっていました。総合すると今内地でやっている忍び猟と重なる所が思った以上に多く、忍びに関しては自分たちの猟場より近距離で撃っていたりしています。しかし、とんでもなく遠くから銃を固定してバーミンターで狙撃したりと、内地では有り得ない距離で勝負する事も可能とのこと・・・色々な話を複数の方から現場で話を聞けたので良かったです。

獲物が薄いといってもとても恵まれた環境で、天候さえ良ければショットガンでも勝負できる場所もあり、ライフルでのロングレンジも出来、流し猟から忍び猟まで楽しめる猟場でした。間違いなく初心者からベテランまで楽しめる猟場でしょう!また、案内を頼んだ方も流しだけでなく、スキーによる忍びをメインにしている方だったので話もあいました。このまま雪が降り積もった後の天候が良い日なら、複数で同時に忍びを掛けたら最高だったとおもいます。

あと、1日あれば天候が回復するのに・・・
しかし、仕事が入っているため帰路に付きました。まあこんな時も有るさ、所詮人間なんて自然の力の前ではちっぽけな存在です。そんな事を痛感した北海道でした。次回来た時の下調べと思えば最高の案内をしていただきました。


関係者の皆さんお疲れ様でした。大変お世話になりました。

何時の日かまたココに来たいと思います。その時はまたお願い致します!!
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by hidehoken | 2007-01-16 14:27 | Comments(6)

お年玉争奪戦!(新)

昨日はJAFTA主催のお年玉争奪戦と言う非公式の大会が有りました。さっそく前日の新年会から参加。色んな裏話も聞けて参考になりました。

そんでもって大会です・・
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みんなは前日から試射してるようで、風が強いと言っとりました。気にせず今回は射場に一番乗りしてサイト合わせを済ましてからお手伝い・・そして競技開始です。これだけで随分余裕ができました。今回も使用銃はシャープのエースハンターです。弾はAAフィールドの5.51mmを使用しました。

本番です。まずは委託で10発・・初弾はポンプ体が冷えてると予想以上に弾が落ち0点・・次、上目を狙って2点?・・・更に上を狙ったら2点ですが、今度はほぼ狙った辺り・・・安定してきました・・風に流されながらも20点満点で17点、暫定1位ですが、同点が三名・・燃えてきました!

次の立撃ち10発、初弾は思った以上に弾が落ち0点・・次弾もかなり上を狙うも0点・・ですが、ほぼ同じ処・・・こりゃ風だ・・風を考慮して・・・この辺かな バシッ! 2点!良し! 結局13点でした。暫定一位ですが僅か2点差・・集中、集中!

最後のフリー・・ゲゲッ 的が小さい・・・で例によって初弾は0点・・
結局11点止まり・・はたして結果は?

優勝でした!

新年から幸先の良いスタートを切れました。

スタッフの皆さんお疲れ様です。今年も宜しくお願い致します。

今回一番気になった銃 エアーウルフです。
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カッコイイ!ケースは自作だそうです。

追伸、本日より一週間ほど出張です。正月休みも遅れながら獲る予定です。
しばらくネット環境を離れますのでご了承下さい。
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by hidehoken | 2007-01-08 08:16 | 実銃、射撃練習、射撃大会 | Comments(12)

新たなる戦い! 番外編

元旦の日に運良く山の恵を授かった自分は、疲れきってしばらく車の中で休憩をしていました。

年越えの鹿にしては珍しく、まるで夏の鹿のように油が乗っていました。サハラ(半人前の猟犬)は自分が獲ったような態度でムシャブリついています・・・生後3ヶ月で鹿にカブリ付いていた時の姿を思い出すような食べ方です・・可愛かったな~
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それが今ではメーテルのようにリッパになりました。
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そんな事を思い出しながら民宿に行きました。お土産にハツとレバーと鹿の刺身肉を持ってきました。大変喜んでもらい、早風呂に入れてくださるとのこと。遠慮なくご好意に甘えさせて頂きました。古い旅館ですが融通が利き、お風呂は源泉から引いた本物の温泉です・・・う~ 最高です。ゴリゴリの筋肉をゆっくりと解してくつろぎました。

その晩は師匠と合流して宴会です、お陰で次の日は集合に遅れてしまいました。皆さんスイマセン。

さて勝負です。しかし、作戦を練っていた場所の近くに知り合いが来てました。楽しみにしていた場所ですが、今日はその猟場を譲り配置のアドバイスを師匠がしてました。仲の良いグループにはとても親切な師匠です・・しかし、質の悪いグループには厳しいのですヨ。

そんな訳で軽く近場をサハラで肩慣らしして(獲れませんでした)から本命の場所にやって来ました。

既に見切って獲物が居る事は確実です。自分は下から回り込みました・・初めての場所です、慎重に登っていくとイカにもという雰囲気になり、そこからは忍びを使って入り込みました・・足跡は全く有りません・・・しかし、自分が鹿だったらココを抜ける!と思った場所があり、何処に居ようか考えていると突然無線が・・「そっち行ったぞ!気をつけて!」・・こっちに来るようです、その場で木化けして居ると 微かな物音・・とほぼ同時に二頭のオス鹿が正にドンピシャのコースに下ってきました・・しばらくジッとしていて息も殺していましたが、銃を構えた瞬間に獲物が向きを変えます・・先頭は見えない・・ドンッ! 二頭目に矢を掛けます・・走って逃げます・・そのまま撃ちますドンッ ドンッ! 動きが一瞬止まって木に隠れてます・・ケツしか見えません・・いや、二頭目の頭が半分見えます・・「エエイ!撃ったれ!」ドンッ!・・ハズレ~・・・鹿が谷に逃げます・・自分も追います・・下を覗いても獲物は居ません・・・「どこだ!?」 居た! 沢だ・・ 1頭上半身が見えます・・・他は居ません・・ゆっくりとネック(首)を狙って・・・ド~ン! バサ・・バサ・・ ネックショットが決まって沢が真っ赤になってもまだ登ろうとするとは・・ こんなに矢に強い鹿は滅多に居ません。やっとトドメを刺して捕らえました。
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デカイ・・けど角が片方吹き飛んでいます。う~んザンネン!
久々の剥製級が・・・散々冷やかせられましたがしょうがないです。

 次回が有るさ! あるかな~



追伸、初弾が当たってましたが、撃ちぬけていませんでした。
メスと違ってこのクラスは皮の厚さが違いました。
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それでも、ボルトアクションで巻き猟もこなせたんだから・・マル!!
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by hidehoken | 2007-01-07 20:08 | Comments(0)

新たなる戦い! その3

・・つづき

とりあえず、先ほど矢を掛けた処に来ました。

血糊は有りません・・しかし、足跡は霜柱のお陰で解り易いです。
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辿って行くとこんな跡も有ります。
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一時しゃがんだ跡でしょう。

丹念に足跡やウツ(獣道)を調べると、先程撃てなかったウツに繋がってるじゃないですか!大収穫です。これなら無理して撃たなくてももう一箇所チャンスが有ります、次回に取っておきましょう!

そんな事をしていると、奥の笹っぱで物音が・・・後をつけます。

しばらく行くと見慣れた場所にでました。既に物音は谷越しの笹の中です。

こりゃ道走って先回りだな・・・毛氈とダッシュ!間に合えば反対側の植林を抜ける時に見えるはずです・・今日は走る事が多いいなー

ゼーゼーしながら目的の場所に出て、注意深く来るのを待ちます・・・が、来ません・・・更に待ちます・・来ません・・・しょうがないのでこの辺の山の状態でも見ようと植林に近づくと、背中で微かな物音がします「だー、既に抜けられている」またダッシュして先回りです。
これ以上走ったら死んでしまう~

やっと撃てるポイントに差し掛かると、また背中から物音が遠ざかります・・「チクショ~!」「完全に読まれている・・」今の技量ではコイツは獲れない事を悟りました。

どっかり地面に座り込み今後を考えます。「今日は色んな経験をして収穫もあったけれど、元旦から坊主は嫌だなー」「足が痛いなー」「温泉に入りたいなー」もう、二時間半も歩いたり走ったりしています。頭は温泉気分です「今温泉に入ってビールなんて飲んだら・・幸せだろうなー」すると下から物音が・・ゴソゴソッ・・・エッ!・・・別物か?

反射的に立って追いますが、斜め下に物音は消えました・・ダメか。立ったついでに、少し歩いてこの先の偵察でもしとくか・・明日のために・・偵察が終わったら温泉だな。

トボトボ歩いていると先ほどの物音が近づいて来るじゃないですが!「オイオイ」そっと安全装置を外すと・・バサバサバサ・・「だー走られた!」反射的に走ってました・・でもこの辺の地形はよく解らないのです。しかし・・「この集団がさっきのだとすると・・」「確かこの先にフェンスがあったような・・」「だとすると、この先何処かに目の前を横切るウトが有る可能性が高い・・・」ダアッシュ!!横でガサガサしてますが、ウトはなかなかありません・・・ハッハッ! ゼイゼイ!「死ぬーホントに死んじゃうーもう走れない・・勘弁してくれー」と思った瞬間です。バサッ!目の前30~40mの窪から鹿が飛び出ました!メスの群れです!スイングしながらセフティoff!両目で追いながら・・首当りを狙ってドンッ! ガシャ ドンッ! ガシャ ドンッ!ガシャ ドンッ! ガシャ素早くボルトを操作しながら四連射! 一頭は転がり、後はバラバラに逃げて外れたもよう・・ バサッ!! エッ! 三の又のオス鹿が飛び出します・・「そんなー」弾切れだと思うけどもう一発入ってる事を願って・・・狙います・・リード良し・・カチン!

虚しい空打ちの音・・・

結果です。
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なんとか1頭捕獲しました。

いやー 粘りがちです!元旦から山の神に感謝です。この際三の又のオス鹿の事は忘れましょう!次回があるさ。

さっそく、民宿の温泉に直行だ~  サラー飯が取れたどー!!


   おわり。
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by hidehoken | 2007-01-06 14:56 | Comments(2)

新たなる戦い! その2

・・・つづき

ゆっくりと歩き続けると、本命の手前の寝場に到着。今日は逃げる獲物の姿は有りません・・今度こそ本命で勝負か?っと思った矢先にドドドドッ「ゲゲッ群れだ、もう一つ奥のヘラか?」自分は一気に走ります。ヘラを越えて覗きますが既に居ません・・「もう一つ先か?」更にダッシュ!以前もこんなパターン有ったなー確か音だけで姿は見れなかったが・・・元旦から弱気でどうする!もうちょいダッシュ!! ハアハア ゼーゼー 言いながらも姿を捉えた!6~7頭の群れでした。遠く山の斜面を駆け上っていました・・チラチラは見えます・・・とっさに銃を構えるも何故か撃つのを止めました。

見えれば矢を掛けて来ましたが、流石にこの距離では撃つ気になりません。姿を見れただけでも結構満足です。なぜならこの場所での獲物との間合い・タイミングが掴めてきたからで、次回の勝負に繋がります。
撃つ替わりに鹿の警戒音に釣られて夢遊病者の様に歩き続けました・・不思議な感覚です。何かに取り付かれたように違う雑木林に入り込みました。そして、ふと足元を見ると驚くべき物が・・・

コイツです。
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他のウンコと比べても一目瞭然・・・
ホントにこれが鹿のクソかと思う程巨大です。

こいつが自分を呼んでいたのかも・・・「天城には化け物みたいなヤツがいる」と師匠より聞いてますが見たことは有りません。今の自分の技量では姿を拝むことは出来ませんが、何時の日か勝負して見たいものです。

さて、これからどうするか?さっき矢をかけた所に行って見ますか・・・

つづく・・
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by hidehoken | 2007-01-05 00:42 | Comments(2)