エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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緊張しまくり忍び猟の世界 その3

そして今猟期です。
今までで一番待ち遠しかったです。

しかし自分で仕事を始めたり猟犬を仕込んだりで、かなか撃てるチャンスがありませんでした。正月まで僅か3頭しか倒せていませんでした。

そんな時に雪が降りました・・チャンスです!

なぜチャンスかと言うと、雪が降ると高い山に居る鹿が餌を求めて山を下りてくるからです。しかも足跡が解り易く、経験の浅い私でも鹿の動きが手に取るように解るのです。さらに新雪は私の足音を消してくれます・・

師匠を訪ねると、すぐ忍び猟の話になり「行って来い!」と言われました。
私は久々に土曜日も休みを取り山に入りました。勝負です!

前の晩から山に入り野宿をして、翌日の日の出と共に行動開始です。

冷たい空気を吸い込むと、昨年の忍び猟を思い出します・・・

まず昨年勝負した場所へ今回は下から回り込みました・・・
居ません・・足跡すらありません・・
予想はしていましたが鹿の数が減ってきているのが実感できます。
農家の方は嬉しいと思いますが、我々ハンターは少し寂しいです。
これからは師匠の言うとおり、経験の浅いハンターでは取れなくなってくることでしょうし来年はもっと減るはずです。その為にももっともっと経験を積まなければなりません・・・・

私は鹿の生足(今朝通った足跡)を探して山の奥に入って行きました。
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by hidehoken | 2006-01-31 22:48 | Comments(0)

緊張しまくり忍び猟の世界 その2

山の師匠を持って本格的に大物猟を始めて二年目の先猟期
初めてライフルの使用を許されます。しかし・・・
ライフル以外の銃の使用を禁止されます。

近場やブッシュ等では断然ショットガンの方が有利ですが、
すべての場所をライフルで対応するように言われました。
それがライフルマンになる為の条件でした。ライフルの良い所も悪いところも
すべて経験しなければライフルは使いこなせないと言われたのです。

それが厳しい条件とも知らず、ライフルを許されたことが嬉しくて
二つ返事で了解しました。

まず初日、伴さんが大きな三の又のオス鹿をゲットした時です
引き上げの応援に行く途中で鹿が踏み出しで飛び出ました・・いつものレピーターのショットガンなら素早くスライドを操作して薬室に弾を送れるので、すぐ撃てたのですが・・・慣れない自動銃では素早く出来ません、まんまと逃げられました。

翌週、鹿の足跡を付けていると先週と同じように鹿が飛び出します。今度は発射出来ましたが当たりません。木と笹が絡む所をジグザグに逃げます・・それでもショットガンで00バック(9粒)等を使用すれば十分討ち取れます。実際隣のウツでは隆夫さんがショットガンで捕獲しています・・・

中々結果を出せませんでしたが、ついに転がすことが出来ました。しかも群れの先頭を転がしたら後続の三頭もしゃがんで動こうとしません。多頭撃ちの絶好のチャンスです・・狙いこんで二頭目を撃ちます・・弾が出ません・・ジャミング(作動不良)です。自動銃を使ってもっともガッカリする瞬間です。

そんな苦い経験を数多く積ませてもらいました。この年も師匠の足を引っ張りながらグループで約30頭捕獲し、その内4頭を私が捕獲しました。
二人猟では計4頭捕獲し、その内の2頭が私です。
そうこうする内に忍び猟の許しも出て、ついに1頭三段角のオス鹿を白銀の天城山で捕獲出来ました。長年夢見た猟法での初ゲット、うれしかったです。

この年は合計7頭の鹿を捕獲出来ました。
これも師匠のお陰と思います。
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by hidehoken | 2006-01-25 00:48 | Comments(0)

緊張しまくり忍び猟の世界 その1

「忍び猟」をやっていると言うと地域によっては「待ち伏せ猟」と勘違いする方がいるかもしれません。これは獲物の来そうな所へあらかじめ身を潜めていて忍んで待ちつづけるからです。家の父が得意とする猟法で、獲物の通り道や休息場や時間・周期などを考慮してその近くに身を潜めます。こちらでは一般的に「待ち撃ち」とか「待ち伏せ猟」といいますが、地域によっては「忍び猟」と言うようです。

自分が行なう「忍び猟」とは、獲物の痕跡を探して蹴り(足跡)・食み(はみ・食べた跡)・返し(うんこ)などから状況判断して獲物を探し、見つけたら獲物の跡を忍んで忍んで忍者のように物音を立てずに近づき撃ち取ります。
獲物より先に気づき追いかけ射程距離内まで距離を詰めなければなりません。射程距離内に入る前に気づかれ走られれば終わりです・・
その前に山に有る痕跡を正確に判断できなければ話にもなりませんが・・
私の知る限り最も難しい猟法ですが憧れでもあります。

この猟法を単独でやれるようになる為に師匠のグループに入りました。先々猟期、巻き猟を教えてもらいながら基礎的な蹴り・食み・返しを教わりました。単独猟の話もしましたがまだ早いと言われ、師匠の言葉を信じて巻き猟に専念しました。ですから銃もショットガンしか持ち出さずに猟をしました。このグループは日曜しか猟をしませんし、素人同然の私が足を引っ張りながらも30頭ほど捕獲しておりその内の2頭を私が捕獲しました。
またこの年から××と土曜日に二人猟もするようになり、この年に5頭捕獲してその内の3頭を私が撃ちました。お互い素人同然なので気兼ねなく色々なアイデアを試すことができ出猟数の割には捕獲数が少ないですが、色々な失敗がよい経験になりました。
師匠を持ち本格的に大物猟を始めたこの年に、トータル5頭を私が撃つ事が出来ました。

今まで何年間も独学でやってきたものの、大物獣にかぎっては一頭も捕獲できなかったので、師匠を持つということがどれだけ大切な事か思い知らされました。
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by hidehoken | 2006-01-23 10:03 | Comments(0)

正月のリベンジ!

前回 正月早々獲物を撃ちそこねた為、すぐにリベンジに行ってきました!!

今回は前回より多く8名ほどです。
正月用に取って置いた猟場をやったのですが、すでに平日誰かにかき混ぜられており獲物が居ません。期待と裏腹に静かな巻き猟になってしまいました。

そこで師匠が「何処やりたい?」と聞いてきたのでオイラは迷わず「高いところ。」と言いました。それだけで師匠は解ったようで、全員を師匠以外知らない山に案内しました。

そこは昨年度に師匠が忍びでドデカイ三の又の鹿を倒したところです。場所を知っているのは師匠だけなので皆興味津々で付いていきました。

そこは一面銀世界でした。獲物の気配を感じます・・・師匠は窪窪に人を置いていきます。伴さんに紀州犬を使わせ犬掛する方向を指示します。さらに二人を下サイドに置き獲物を巻きました・・いよいよ巻き猟の本番です!

伴さんが犬を掛け始めます・・獲物が出ません・・師匠が犬を掛ける方向を修正させました・・・途端に一番端の窪で3発銃声です、すかさず無線が入ります「やー行ちゃった・・」するとまた銃声です「ダンダンッ」・・・・「止まったよ~」と牧田くん、さらに「ダンダンダンッ」・・「一つ止めたけど後行っちまった」「そっち行ったぞ~」と高雄さん、オイラの方に来る・・・オイラはジッと動かず微かな獲物の音に神経を集中します・・「ガサッ」・・「来たっ」 左側の尾根を越えてやってきます、しかし雑木が邪魔して撃ちにくい・・僅かな隙間を縫って打ち始めます「ダンダンダン」・・獲物が木の陰に隠れています・・雑木で砕け散った弾でも当たったのでしょうか?これでゆっくり狙えます、木から出たら即撃てる様に行き先で待つ待ち撃ちです。獲物が動きました・・「ダンッ」・・「ドサッ」獲物が転がります。無線を入れます「止めたよ~」・・すると「おめでと~」と返ってきます。

最終ラウンドで一度に三頭の豊猟です。しかしデカイヤツが居ないです・・この群れをまとめていたドデカイヤツは仲間に一瞬姿を見せただけで撃てなかったそうです。この時期に生き残った大物は中々撃つチャンスすら与えてくれません。
猟期が終わるまであと一月ほど、必ず勝負してやる!と新たに誓い山を下りました。

何とか正月中に前回の借りを返せました。使用銃はブローニングのBAR スコープは1.5倍で使用し距離は60m程でした、獲物はソロッポ(ヤギ角)のオス鹿です。

雪が降ったので次回は忍び猟に挑戦します!
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by hidehoken | 2006-01-13 21:29 | Comments(2)

祝正月 初外し!

昨年を振り返ると独立したばかりで仕事が忙しく、思うように狩猟に行けませんでした。

しかも愛犬サハラを鹿犬に仕上げる為に犬を引くことが多く、グループ猟では撃つチャンスがありませんでした。しかしその代償によりサハラが生後1年チョットで鹿を追い鳴きするようになりました。初めて飼った救いようのないアホ犬がオイラの為に仕事をする様になると、とても嬉しくわが子の様にかわいいです。

グループ猟では珍しくチャンスが有りませんでしたが二人猟ではオイラの方が運が良く、××との猟では三の又を一つゲット、伴さんとの猟でも三の又を一つゲットし計二頭捕獲出来ました。使用銃は両方ともブローニングBARですが、××のときは林の中の見通しの良いところで距離約50mオープンサイトで使用しました、伴さんの時は原っぱで距離約200mスコープを5倍にして使用しました。ライフルの良さと自動銃ならではの軽快な連射に助けられ狩猟を堪能できました。

大晦日に師匠と正月猟の打ち合わせをしました。お互い忙しく仕事をしてきたので正月ぐらい休もうと休みの日を合わせて18年度の初猟に行きました。

予定では親方と忍びで山に登り挟み撃ちして楽しもうとしてたのですが、お暇な方が数名一緒にやりたいと言うので3~4名で楽しくやることになりました。夜の内に××と山に入り準備をする事になりました。××は今期全て外し未だ一頭も仕留めていません。師匠とも話し特別にライフルで最高の場所へ連れて行く事にしました。しかし当日になって××が来ません・・連絡取ると来れないとのこと・・段取りがガタガタ・・・

気を取り直して山に入りますが、すでに朝の5時半過ぎ・・巻き猟ならいいですが、忍び猟では朝に車の音をさせて山に入るなんて最悪です。

そっと車を止めて外に出ようとするとアホタレサハラが起きだし連れてけと騒ぎます・・何とかなだめて室内に押し込み車を離れると鳴いています・・本来なら犬を置いて山に入る予定もドタキャンで出来なかったのです。

気持ちを落ち着かせ気持ちをきりかえます、猟に集中・・集中・・・

山に入ると親方の指摘どおり車で登った時点で物は抜けていました・・。せっかく良い場所に座ってもらおうと思ったのに、忍び猟を知らないハンターとは一緒に猟は出来ない事を痛感しました。

仕方なくそのまま巻き猟の体制に入ります、以前伴さんとやった現場です。
チ○ポ出しながら走ることの無い様にあらかじめ用を足し原っぱに着いた事を無線で合図をおくります。

親方から確認の無線が入りこれから一気に車で本隊が登るとの事、山では喋ることは厳禁ですからオイラは了解の合図をおくります。

集中して原っぱの端にでましたが獲物は居ません。まだ笹っぱの中にいるようです、オイラはもう少し距離を詰めようと一旦林の中にはいり原っぱの中ほどに出ることにしました。そうすれば左右100mのカバーで済み、以前のような未体験のリードに苦しまなくてすみます。100mなら練習してきました、動的と同じ速度で鹿が移動するなら約50cmのリードで済むはずです。

今回持ってきた銃は昨年度の猟で活躍したレミントンのモデルセブンです。雪山に強いステンレスのボルトアクションです。すでに音を立てずに装填してますが、師匠たちが山に入るにはまだまだ時間が掛かるはずです。ここは寝場が深くあるため、犬掛けするまで物は出て来ませんでしたからチョットだけ休憩です。猟場で気を抜くことは厳禁ですがすでに一時間半も集中して歩いてますからチョットだけ油断して原っぱに出て背伸びをしました・・・きもちいい!

その時です、微かな物音が右手から・・振り返ると目の前に鹿が・・・一瞬見詰め合ってしまいました・・・

獲物が逃げます・・あわてて構えてリードを取り撃ちます!「ズドーン」当たりません・・
またリードが足りないのか?続けて撃ちます「ズドーン ズドーン」一瞬鹿がしゃがみました・・・
当たったのか?・・でも笹っぱの中に消えてしまいます・・・・

状況を師匠に無線でいれます・・師匠たちは丁度車で着いたばかりでこれから犬掛けをするところでした。以前とは物の動きが変わっています・・。
また前回の様に獲物が転がっている可能性がありますから注意して探します。この銃で外したことは殆どありませんからなおさら慎重にさがします、師匠も一緒になって探してくれました。

師匠が足跡を発見しましたが獲物は居ません・・血糊もありません・・。
外したようです・・師匠に大笑いされて山を下りました。

まだまだ経験不足です。改めて撃った位置を確認すると40~70m程の間で撃ってました、はっきり言ってこの距離ならリード取らなくても当たります。前回のがトラウマになってリードの取りすぎたのと、慌てて撃ってのが外した原因でしょう。後は××の一件で集中力が欠けていたのかもしれません。

正月早々手痛い歓迎です・・ふと思うと今日は山にお神酒をあげていません。そんな処にも自分の余裕の無さが伺えます。どんな状況でも冷静に自分をコントロール出来なければ猟も射撃も勝てません。正月中に必ず結果を出してやると心に誓い天城山を後にました。

今猟期、初外しです! くやし~

(後日××は、妬みでわざと迷惑掛かる様にしていた事が発覚しました。他でも問題多数あり我がグループでも出入り禁止となりました、ザンネンです。)
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by hidehoken | 2006-01-12 11:32 | Comments(0)

書き初め

あけましておめでとうございます。

マタギの道を極める為、今年も仕事にバイクに鉄砲に頑張ります。

本年も宜しくお願い申し上げます。

天城山から見た富士山です。
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日の出を撮るつもりがハンティングに夢中になりすっかり日が暮れてしまいました。年末はせいせい狩猟出来なかったので、正月は狩猟三昧で過ごすつもりです。
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by hidehoken | 2006-01-02 22:34 | Comments(2)