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エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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懐かしの写真発見!

机を整理していたら、懐かしい写真が出て来ました。
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これは二十八歳の時に出場したAMAナショナルエンデューロの最終戦で、単身で挑戦した時のものです(^O^)/

場所はアメリカ合衆国カルフォルニア州のルサーンバレーです。

懐かしいナー

通産3度目の海外レースとなりました。

初の海外レースはBAJA1000で、初挑戦は見事にリタイア!

悔しくて翌年のバハカルフォルニア半島縦断コースに出場、皆で協力しあって結果は完走!クラス22(無差別クラス)で22位でした。楽しかったな~ ロスでキャンピングカーを借りて一ヶ月以上旅を続けながらレースでした。この年、仲間に助けられながらの初完走だったのです。嬉しかったな~

その後、仲間はベガスtoリノやファラオラリーに単身で挑戦していきました。それぞれにBAJAが大きな力になったのは言うまでもありません。自分が挑戦したかったのはその当時USエンデューロ界で最強だったスズキRMXを操るランディーホーキンス選手の出場するAMAナショナルエンデューロだったのです。日本で見せたスーパーテクニックには度肝を抜かれました。彼らプロクラスのAAと同コースを走るAクラス、一周少ないBクラス、さらに少ないC・Dクラスと分かれていました。この年日本人のプロライダーの○浦選手がクラスAに出場してリタイアしているハードなコースです。自分はクラスBの250に出場しました。その時BAJA出身と言う事でデザートライダーとしてAMAに登録しました。同じ位の技量のクラスで戦う訳ですから、アメリカ人との真剣勝負出来るのは楽しかったです。しかし、細かなルールが解らず3位以内に付けていたのに最後に大ミス、結果は6位だったと思います。

はじめは海外レースは憧れでした・・・縁あってチャンスがあり挑戦するも、生活のすべてがバイク中心でしたから、今後も続けるためには何とかプロの道は無いかと模索していた時でした。このレースで日本人でも勝負出来るんだと大きな自身につながりましたし満足感もありました。練習生の話も貰ったのですが、アメリカでレース生活するには大きなお金が掛かってしまいます。日本人としてはそこそこ走れても、プロクラス(AA)の走りを目の前で見ると日本での走りなどお遊びに過ぎないことを感じました。自分がアメリカで経験を積んだとしても、とても同じ舞台で戦えるとは思えませんでした。悩んだ末、断腸の思いでラストレースにしたのです。

実は自分の中ではバイクで生活できないのならコレで終止符を打つつもりだったのです。

あれから十年以上たち、あの頃の写真が見つかると気持ちもあの頃に戻ります。今振り返って見ると結構チャンスがありながらもチャンスをものに出来なかったのだと思います。あの時こうしてたら・・・今も現役!?でレースしていたかもしれません。ここ数年は昔の仲間や師匠と共に年に1~2回程度のツーリングを楽しんできました。しかし、現在は仕事で予定を立てられない為迷惑を掛けてしまい中々参加出来ないのが現状です。

今はてっぽう中心の趣味ですが、これは融通が利いて続けやすいです。突発的な仕事が入ったら行くのを止めればよく、急に仕事が抜けてしまったら何時でも撃ちに行けます。しかし、今後も安定的に続けるためにはセミプロの道も模索しています。趣味と実益は中々厳しい関係で悩むところですが、縁あってチャンスがやってきたからです。今度は地道に確実に挑戦を続けて行きたいと思います(笑)
by hidehoken | 2008-01-14 12:34 | 四駆・野宿・バーベQ