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エキサイティングアウトドア(野生動物保護管理捕獲奮闘記)

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最強のエースハンターを目指して!  その3(改)

さて、やっと手にしたこの銃をでまずは引き金の状態をチェックしました。
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「う~ん、セットトリッガーってこんなもんか!?」

思ったより重く第一印象はあまり良くありませんでした。

実は前オーナーはスコープが3~9の実猟用が付いていたことから解るように、山用に重めの設定にしていたのです。

「まだまだ軽くなるし他にも調整できるよ」とも言われましたので早速分解・・・・
お楽しみの自分好みのセッティングをするのです。

おお~ 随分進化している!!
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第一にボディに使われている金属の強度が上がっています。

ついでにポンプ体の下に、固定箇所を増設してありました。
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これなら安心!

実は、正しいポンプをしないとアンダーレバーのポンプ銃はこの引き金のベース部分を壊してしまうのです。もちろん正しい使い方なら10年どころか20年使っても壊れませんが・・・。

因みに正しいポンピングは、「JAFTAオリジナルビデオ 空気銃射撃 入門編」に私の恥ずかしい画像で紹介していますのでご覧ください(笑)

重さの調整はここで行います。
最強のエースハンターを目指して!  その3(改)_e0056797_13225923.jpg
う~ん、セットトリッガーの方が調整しやすいですね。かなり軽くした状態でマッチトリッガーのノーマルレベルでしょうか!?この辺の初期設定がハンティング用と射撃用の違いですね。

まあ、調整してしまえばどちらでも大差ありませんが・・・

おっと!大差あるところを発見しました!!

此処です!
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引き金のキレとプルレングスを変更できます。

マッチトリッガーはあまりにもシビアにすると構造上トラブルの元になりますが、こちらは構造上シビヤなセッティングが可能です、自分が納得するレベルまでキレをよくしてみました・・・ついでに自分の指の長さに合わせていきました。

おお~ 問題無く作動するじゃないですか!?

指の掛かりもこれなら十分!以前のマッチトリッガーを超えました。キレはモデルセブンのカスタムトリッガーと同等です。射撃、実猟共に最も重要なポイントを抑えられたのは嬉しいです。

法令上、皆さんに体感してもらえないのが残念ですが、一般的なプレチャージ銃の半分の重さの引き金と、半分の動作で撃てる引き金のキレを手に入れました。もっと軽くすることは出来ますが、実猟を考えて200g程度に抑えました。以前使っていたワルサーLGRマッチユニサーバルと同レベルです。以前使い慣れたセッティングにしたのです。もちろん現代の射撃銃は60g程ですから比べようも有りませんが・・・・そこまで軽くしても自分が使いこなす技量がありません。

ここまで来れば十分です。

それでも、デステートの電子トリッガーやステアーのマッチトリッガーは強敵です!

最新のプレチャージと勝負できる!?と思いますが、JAFTAのトップシューターは引き金を好みに調整している方が多いのです。つまり、ココまでやっても引き金によるアドバンテージは公式戦では望めません。腕勝負となるのです。

つぎは、狩猟用のスコープを射撃用に変更します・・・・
by hidehoken | 2011-02-07 13:55 | 実銃、射撃練習、射撃大会